ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

2015年8月12日

自分史いろいろ ― その3 詩歌(短歌、俳句、詩)で綴る

自分史といえば自分の人生の歩みを纏めたもの、人生のある一部に焦点をあてて詳述したものですが、それは必ずしも文章で表現されるとは限りません。
例えば自分の趣味を生かした詩歌(短歌、俳句、詩)で綴る自分史もあります。

31文字の短歌、17文字の俳句、または詩歌やポエム。
限られた字数で、そこに無限の世界を表現します。
いずれもその時心を動かされたことを短い言葉にまとめます。

作られた詩歌を、時代を追って眺めてみると、その時々何に心が動かされたのかが見て取れます。
また、吟行に出向いた地の思い出も蘇ることでしょう。
昔に詠んだ歌を読み返すと、当時の様子や気持ちが鮮やかに蘇ります。
写真やビデオとは、また違った面白さがあります。

実際に私共でもお作りした自分史は、娘さんを授かるまでの苦労や、子育ての喜びを詩で書き記し、ご家族に寄せる想いを66篇の詩集にまとめられました。
著者の女性曰く「主人との馴れ初めから結婚、娘を授かるまでの自身の半生を自分史に記録する気持ちで詩にまとめました。家族に向けて作りましたが、特に娘に想いがうまく伝われば良いなと思います」
詩歌で自分の歴史を語り、次代にメッセージを伝える、これもまた立派な自分史です。

詩歌で自分史を表現するとなると、やはり時間の経過にそって作品を並べるのが良いでしょう。
章立ては「年号/西暦毎」が主流ですが、これまでの半生を大きく数個に分けて「春夏秋冬」や「○○時代」などに分けることもできます。
章のタイトルも詩歌集らしく、花の名前や色の和名などにするのもひとつのアイデアです。

詩歌で綴る自分史は、詩歌を嗜まれた方だけにできる、特技を活かした自分史といえるでしょう。