ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

自費出版ブログ

本の仕様とは何ですか?

自費出版制作を相談するために出版社や印刷所を訪れると、必ず尋ねられる質問です。
本づくりで決めなくてはならない仕様はたくさんあります。
プライベートで本をつくる機会はあまりないでしょうから、何を決めるのか見当もつかないかもしれません。
ある程度は「おまかせ」も可能ですが、せっかくつくる世界で1冊の本ですから、希望する完成イメージだけでもしっかりお伝えになることをお勧めします。

本の仕様は、大きくは「本の大きさ」「ページ数」「部数」などが挙げられます。
予算を知りたい場合は、これらの仕様をある程度決めておくとよいでしょう。

 

本の大きさ
制作する本の内容によってある程度大きさは決まります。
画集や写真集のように、図版を大きく見せたい場合は、B4判やA4判が良いでしょう。
自分史や小説、句歌集のような、手に取ってじっくり読ませたい本は、やや小ぶりのA5判やB6判をお勧めします。

ページ数
こちらも内容によってページ数の予想の立て方が変わります。
例えば画集の場合は、例えば1ページに1作品を掲載するのでしたら「作品点数+α」でおよそのページ数が予想できます。
自分史や句歌集のような「文字もの」の場合は、1ページに何文字入れるのか、写真はどのくらい掲載するのかによってページ数が変わります。
実際は、相談の場で打ち合わせしながらページ数を想定することが多いです。

部数
「どのように配るのか」「どのくらい売れそうか」によって決まります。
部数はギリギリの数を設定するのではなく、少し余裕を持たせた方が良いでしょう。
例えば「身近な方に配る自分史」というイメージですと、年賀状を出されている枚数の、およそ1.2倍が必要な部数の目安といわれています。

この他にも「印刷の色数(モノクロ/カラー)」「用いる紙」「製本方法」によって、掛かるコストや時間は大きく変わります。
弊社ホームページにも、本に仕様についてのQ&Aを掲載しております。
ご参考になりましたら幸いです。

北斗書房では、作品の内容や用途に応じた様々なご提案をさせていただきます。
是非お気軽にご相談ください。

北斗書房からのお知らせ
(くわしくはタイトルをクリックしてください)

新ニュースレター「想いのカタチ」無料配布のご案内

自費出版に関するお役立ち情報をご提供するフリーペーパーです。
無料で定期配布しております。

自費出版のご質問にお答えします

紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。

2019年1月度自費出版相談会のお知らせ

これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。

「想いを綴る」写真募集!(2月相談会告知用)

想いを綴る 写真募集!
あなたの作品が、
ポスターやホームページを飾ります。

北斗書房では、自費出版相談会の告知ポスターに使用する写真を募集しています。
テーマは「想いを綴る」
採用された作品は弊社自費出版相談会ポスターや弊社ホームページに掲載いたします。
また、ご応募作品をパネル加工して進呈いたします。

ご応募いただいた方全員には、弊社ニュースレター「想いのカタチ」を差し上げます。

応募要項」「応募方法・ご注意事項」をご確認のうえ、ふるってご応募ください。

応募締切

2019年1月15日(火)

※ご採用作品は、2月に開催する自費出版相談会の告知媒体に使用いたします。

応募要項応募方法・ご注意事項(新規タブで開きます)

お問い合わせ

北斗書房「想いを綴る 写真募集!」募集係
担 当 相生 隆久 
メール info@hokutoshobo.jp
電 話 075-791-6125

2019年1月度自費出版相談会のお知らせ

撮影:ダイブツさん
〔撮影:ダイブツさん(岐阜市)〕

2019年1月度の自費出版相談会を次のとおり開催します。

店頭では、弊社から出版された本や紙見本のサンプルを多数取り揃えておりますので、これらをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」とご相談を承ります。

自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお気軽にお尋ねください。
原稿のつくり方から冊子の装丁まで、自費出版アドバイザーの資格を持つ弊社スタッフが丁寧にアドバイス・ご提案をいたします。

ご来社くださった方には、ニュースレター「想いのカタチ」最新号を差し上げます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にお越しください。

日  時

① 1月11日(金)

② 1月17日(木)

③ 1月23日(水)

④ 1月29日(火)

 ※9:00~18:00

会  場

北斗書房

(株式会社 北斗プリント社内)

※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。

お問い合わせ

お問い合わせは、お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXをご利用ください。

TEL075-791-6125

FAX075-791-7290

当社の特徴

専門の「自費出版アドバイザー」が対応いたします

北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しており、原稿作成から装丁まで、丁寧なご提案をさせていただきます。

※「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。

NPO法人日本自費出版ネットワーク(別ウィンドウで開きます)

北斗書房では、直接お会いして打ち合わせを行っております。

社内にはこれまでお作りした作品も多数展示しておりますので、ご来社くださったお客様には作例をご覧いただくことができます。

実際に完成品をご覧いただくことで、作品に対するイメージがより具体的になり、装丁やレイアウトの打ち合わせがスムーズに進みます。

お客様の原稿は、まず担当編集者が最初の読み手の立場から拝見し、文法上や表現上の率直なアドバイスをさせていただきます。

また制作段階では、必要に応じて校正を数回行い、万全を期した誌面作りになるようご協力いたします。

幾度も膝を付き合わせて打ち合わせを重ね、最後に完成した本を手にされたときのお客様の笑顔こそが、私たちにとって何よりの喜びです。

図書館へ行こう!

調べ物は図書館で

研究書や自分史、随筆などのジャンルを問わず、自費出版の執筆にあたっては、様々な調べ物をする機会が増えます。
インターネットで手軽に調べることも出来ますが、その情報の根拠を確認できない場合も多く、情報の信憑性にはやはり不安が残ります。
調べ物は「一次情報を根拠にする」のが原則で、その意味で図書館が一次情報の宝庫といえます。
インターネットで資料になる本を調べてから図書館で探すと、効率がよいでしょう。
本自体を借りなくても、著作権法の許す範囲で必要部分を資料としてコピーすることも出来ます。
また、いろいろな理由で図書館に足を運ぶことができない方には、Web上でコピーを受け付けるサービスもあります(有料)。
詳しくは最寄りの図書館にお尋ねください。

国会図書館とは

地域の図書館や学校・大学の図書館と異なり、国会図書館は日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する事を目的としています。
そのため、他の図書館のような貸し出しは行われておらず、館内での閲覧または著作権法の範囲でのコピー(有料:Web申し込みも含む)に限られます。
このように、一般的な利用には制限がありますが、国会図書館の大きな役割は、国内出版物の収集と保存にあります。
国立国会図書館法では、官庁・出版社・企業・学術団体・研究機関等による国内出版物は全て国会図書館に納本することが義務付けられています。
こうして集められた出版物は、保管に適した環境の書庫に無期限で分類保存されます。
また、国立国会図書館が作成する国内図書の総目録『日本全国書誌』に収録されます。
保存された出版物は、インターネットを通じて「国立国会図書館サーチ」で検索することができます。

・「国立国会図書館サーチ」 http://iss.ndl.go.jp/

実際に、弊社から刊行した『愛しの太秦 ヤッソの幼き日』を検索してみました。
PCでは、このように表示され、誌名、著者名、発行年月、出版社名などが表示されます。

国立国会図書館サーチ

 

納本と寄贈の違い

法律で定められた国立国会図書館以外の、地域の図書館などについては、納本の義務はありません。
実際に最寄りの図書館などに「寄贈」を申し入れることが一般的です。
寄贈を受け付けてもらえるかどうかは、それぞれの図書館によって異なりますが、例えば郷土史や研究書のようなその地域に関連したものは、受け入れてもらいやすい傾向にあります。
それ以外の出版物は、本の内容や体裁など判断されることが多いようです。
しかし、分野を問わず贈呈を歓迎している図書館もありますので、まずは最寄りの図書館に足を運ばれることをお勧めします。
自分が記した本に、光を当てることができるかもしれません。
京都市が運営する図書館は、下記の公式サイトで確認することができます。
資料集めや寄贈以来以外にも、新しい本との出会いがあるかもしれませんよ。

・「おこしやす 京都市図書館」 https://www2.kyotocitylib.jp/

実際に、弊社から刊行した『愛しの太秦 ヤッソの幼き日』を検索してみました。
PCでは、このように表示され、誌名、著者名、発行年月、出版社名などが表示されます。

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「想いを綴る」写真を募集します!

写真募集

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紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。

2018年12月度自費出版相談会のお知らせ

これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。

北斗書房版・京の歳時記〔冬の部〕

〔冬の部〕

初 冬

初冬、仲冬、晩冬と冬を三期に分けた初めの冬のことで、陽暦の十一月にあたります。
木枯らしが吹いて落葉が舞い、冬の訪れを感じる頃です。

初冬の竹緑なり詩仙堂(内藤 鳴雪)

初冬やシャベルの先の擦り切れて(山口 誓子)

小春日

陰暦十月の異称。立冬を過ぎてから春のように、晴れた暖かい日和のこと。
吉田兼好『徒然草』第百五十五段に「~秋は即ち寒くなり、十月は小春の天気、草も青くなり梅もつぼみぬ~」とあります。

小春日の笑の中にいるアイツ(北村 恭久子)

小春日にそっと抱かれ拭われる(西村 亜紀子)

小春日や京都時間に身をゆだね(五十嵐 哲也)
京都時間とは約束の時刻よりも5分ほど遅れて訪問先へ訪れることを言います。
訪問する相手先が準備されていることに配慮して、少し時間に余裕をもたせるという、相手先への心遣いなのです。
これも相手を思いやる京都人の優しさでしょう。

小春日の床几に憩ふ人二三(藤原 宇城)

比叡山間近く見ゆる小春かな(村田 昭子)

鉄鉢をひらく小春の寺屋敷(椋本 小梅)

鉄鉢の中へも霰(種田 山頭火)
鉄鉢は僧侶が食べものをえるために使用した鉄製の鉢。
この鉄鉢を形どった木製の器に精進料理を盛り付けた「鉄鉢料理」を出すお店が京都にあります。

小春日や鶯張りの二條城(吉儀 丙馬)

降る雪も小春なりけり知恩院(小林 一茶)

年の暮

十二月も押しせまった頃をいいます。各家庭では新年を迎える準備に大わらわです。

仁左衛門の阿呆ぶり佳く年暮るる(火箱 ひろ)

としのくれ八坂の塔の鈴の音(怒 誰)
法観寺の茶室(聴鐸庵)では、五重塔の屋根の先端に吊るされた風鈴のような風鐸の音を聴くことが出来ます。

Wikipedia「法観寺」/
https://ja.wikipedia.org/wiki/法観寺

年の暮形見に帯をもらひけり(久保田 万太郎)

大晦日

大晦日は十二月最後の日で大年ともいいます。

生き延びて大晦の酒支度(橋本 正子)

京の町異国の人も大師走(林 光太郎)

大年の嵯峨清凉寺闇に入る(廣瀬 直人)

大年の関屋六波羅蜜寺みゆ(安永 典生)

大年の法然院に笹子ゐる(森 澄雄)

大年の鴉ねぐらへ鳥辺山(松田 うた)

時 雨

秋から冬にかけて降る通り雨で、俳句でよく詠まれる材料の一つです。
なぜか京都には時雨が似合うようで、川端康成の「古都」にも描かれています。

初しぐれ和泉式部といふ町に(川嶋 桃子)
双ヶ岡の南、御室川の黒橋を西に行くと、京都市右京区太秦和泉式部町があります。
その昔、ここに和泉式部塚があり、町名の由来となりました。京極の誠心院には式部の墓があります。

石庭の白砂の渦に初しぐれ(吉田 豊子)

山門に時雨やどりの人二三(藤原 宇城)

ど忘れを思ひ出せずに時雨傘(西村 侑岐子)

壽と書けば北山しぐれかな(後藤 綾子)

北山の時雨にぬれて花街へ(梶山 千鶴子)

西陣の時雨地蔵につと呼ばる(丸山 海道)

初時雨子供泣きゐる粟田口(奥田 鷺州)

三條に飴選びいる初時雨(大竹 萌)

七味屋の庇をかりるしぐれかな(西澤 宏治)
七味屋(七味家本舗)は清水坂にある創業三百六十年の老舗で、東京のやげん堀、長野の八幡屋磯五郎と共に、日本三大七味唐辛子の1つに数えられています。

七味屋本舗/
https://www.shichimiya.co.jp/

鉢たたき洛中洛外初しぐれ(角川 春樹)

打水にあらず祇園の初しぐれ(大島 民郎)

大原をさこそと思ふ時雨かな(小野 起久)

時雨きて去来の墓を素通りす(岡野 さちこ)

地表の温度が零度以下になると、露が結晶になって白く見えます。これを「霜」といいます。
通常、気温が4℃を下回ると霜が発生しやすくなるといわれています。

霜の花出雲阿国の墓平ら(有馬 朗人)
歌舞伎の元祖とされる阿国の墓は出生地とされる島根県大社町にありますが、京都大徳寺の塔頭・高桐院にもあります。

先生の銭かぞへゐる霜夜かな(寺田 寅彦)
寺田寅彦は物理学者、夏目漱石門下で、小説『吾輩は猫である』の水島寒月や『三四郎』の野々宮宗八のモデルともいわれています。

初 雪

その冬、初めて降る雪、あるいは新年に初めて降る雪のこと。日本列島は南北に長いため、初雪の降る時期はかなり異なります。

バリウム飲む夫よ比叡に初雪す(梶山 千鶴子)

初雪や俥とめある金閣寺(野村 泊月)

金閣のはじく余光や凍ゆるむ(竹中 碧水史)

薄雪をのせし薄氷銀閣寺(右城 暮石)

初雪や上京は人のよかりけり(与謝蕪村)

狐 火

夜に火が点々と見えたり消えたりする現象のことで、原因は明らかにされていません。
キツネが火を燃やすという俗信から「狐火」と呼ばれました。
俳句では冬の季語として扱われます。

狐火や鯖街道は京を指す(加藤 三七子)

伏見港失せて狐火絶えにけり(大島 民郎)

狐火も蕪村の恋もとはの闇(矢島 渚男)

狐火や髑髏に雨のたまる夜に(与謝蕪村)

狐火や消せないメールひとつある(波戸辺 のばら)

すぐき

京都市の北部、上賀茂特産の「すぐき菜」という蕪の1種をお漬物にしたものです。
梃子の原理を利用した重石で漬ける風景は上賀茂の冬の風物詩です。

北山の雨に聴き入る酢茎樽(関岡 光子)

鴨引くや洗ひ仕舞ひの酢茎桶(山下 秀子)

酢茎漬匂へる道を加茂詣(山口 峰玉)

酢茎漬別雷の氏子なる(大森 抹起子)

祖父の石父の石もて茎漬くる(吉岡 翠生)

 

〔参考・引用文献〕
『新京都吟行案内』辻田克巳(公益社団法人俳人協会 2013年)
『合同句集 三光鳥』北村恭子他(北斗書房 2015年)
『新日本大歳時記』飯田龍太他監修(講談社 1999年)
『合本俳句歳時記 新版』角川書店編(1995年 角川書店)
『現代俳句文庫73  火箱ひろ句集』火箱ひろ(2013年 ふらんす堂)
『梶山千鶴子 自解150句選』梶山千鶴子(北溟社 2002年)
『冬薔薇』西村侑岐子(2003年 北斗書房)
『句集 日日雑記』吉田豊子(1993年 北斗書房)
『橋本正子遺句集 宜候』橋本保二郎編(2018年 北斗書房)

2018年12月度自費出版相談会のお知らせ

撮影:吉永 かつきさん
〔撮影:吉永 かつきさん(京都市)〕

2018年12月度の自費出版相談会を次のとおり開催します。

店頭では、弊社から出版された本や紙見本のサンプルを多数取り揃えておりますので、これらをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」とご相談を承ります。

自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお気軽にお尋ねください。
原稿のつくり方から冊子の装丁まで、自費出版アドバイザーの資格を持つ弊社スタッフが丁寧にアドバイス・ご提案をいたします。

ご来社くださった方には、ニュースレター「想いのカタチ」最新号を差し上げます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にお越しください。

日  時

① 12月6日(木)

② 12月13日(木)

③ 12月21日(金)

④ 12月25日(火)

 ※9:00~18:00

会  場

北斗書房

(株式会社 北斗プリント社内)

※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。

お問い合わせ

お問い合わせは、お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXをご利用ください。

TEL075-791-6125

FAX075-791-7290

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北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しており、原稿作成から装丁まで、丁寧なご提案をさせていただきます。

※「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。

NPO法人日本自費出版ネットワーク(別ウィンドウで開きます)

北斗書房では、直接お会いして打ち合わせを行っております。

社内にはこれまでお作りした作品も多数展示しておりますので、ご来社くださったお客様には作例をご覧いただくことができます。

実際に完成品をご覧いただくことで、作品に対するイメージがより具体的になり、装丁やレイアウトの打ち合わせがスムーズに進みます。

お客様の原稿は、まず担当編集者が最初の読み手の立場から拝見し、文法上や表現上の率直なアドバイスをさせていただきます。

また制作段階では、必要に応じて校正を数回行い、万全を期した誌面作りになるようご協力いたします。

幾度も膝を付き合わせて打ち合わせを重ね、最後に完成した本を手にされたときのお客様の笑顔こそが、私たちにとって何よりの喜びです。

新・洛中徒然 ー 鳴滝大根焚

鳴滝大根焚は、京都右京区鳴滝にある了徳寺で、12月の9日と10日におこなわれる行事です。季節のニュースなどでも取り上げられることが多く、京の冬の風物詩になっています。

建長4年(1252)、親鸞上人がこの鳴滝の地でお念仏の教えを説かれた時、村人達はそのお礼にと大根を塩味で焚いてもてなしましたことが始まりとされています。
村人たちの振る舞いに聖人はたいそう喜ばれ、後々の形見にと庭前のすすきの穂を筆代わりに、釜の炭で「帰命尽十方无碍光如来」の10文字の名号を残されました。

以来、この「すすきの名号」を徳とし、聖人の教えに立ちかえり毎年報恩講が勤められ、今日に至っています。
毎年12月の9日と10日には、大根を煮て親鸞上人を偲び参詣者に振舞われてきました。この大根をいただくと中風などにかからず、長寿のご利益があるとされます。
前日の早朝に掘り出された、京都府亀岡市篠町産の「青くび大根」約3,000本が了徳寺の境内いっぱいに並べられ、御門徒さんの手で切り出し、大鍋での焚込まれます。当日は、朝から直径1メートルの大鍋に大根が煮られ、参詣者はフウフウ吹きながら頂きます。その味は歴史とともに引継がれています。

京の町に今も受け継がれる「ダイコ」の味。参詣がてらお召し上がりになられてはいかがでしょうか。

あつあつと婆が涙や大根焚 岸田稚魚
大根焚き大根が蓋を持ち上げて 河原芦月

*参考文献
『京ことば辞典』    井之口有一・堀井令以知  東京堂出版
『京都暮らしの大百科』 梅原猛 他 淡交社
「新京都吟行案内」   辻田克巳著 俳人協会
「新日本大歳時記」   講談社

*資料提供
 真宗大谷派 法輪山 了徳寺
 右京区鳴滝本町八三 ☎075-463-0714

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2018年12月16日(日)

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ニュースレター『想いのカタチ 2018年冬号』のご案内

自分史ニュースレター「思いのカタチ2018年冬号」

弊社ニュースレター『想いのカタチ2018年冬号』が完成しました。

今回の特集「自費出版と法律」では、版権をご紹介しております。

自費出版という言葉の浸透する一方で、まるで足並みを揃えるかのように「法令順守(コンプライアンス)」の意識も高まってきたように感じます。

それでも、既に法令には存在しない言葉や、業界で慣習的に使われてきた言葉が様々な解釈で用いられており、著者をはじめとする一般の方に混乱を招いていることも否定できません。
今回の特集が、少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

「想いのカタチ」は、無料で定期配布しております。
ご希望の方は、こちらからお申し込みください。

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撮影:下鳥 亨さん
〔撮影:下鳥 亨さん(東京都)〕

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店頭では、弊社から出版された本や紙見本のサンプルを多数取り揃えておりますので、これらをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」とご相談を承ります。

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日  時

① 11月8日(木)

② 11月17日(土)

③ 11月21日(水)

④ 11月28日(水)

 ※9:00~18:00

会  場

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