ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

原稿の書き方

エコノミック・アテンション その3 ―文章を分かりやすくするチェックポイント(2)―

前回に引き続き、文章をブラッシュアップするときの具体的なチェックポイントです。
主に今回は、文法的な視点によるチェック方法を紹介します。

5.主語と述語は近くに置く
主語と述語を離して置くと、読みづらい文章になります。
主語に対応する述語が離れたところにあると、主語と述語の関係が分かりにくくなり、読み手の混乱を招きます。
次の2つの例文は同じ内容を表していますが、主語と述語の位置を変えて短い文章の集まりにすることで、すっきりと読みやすくなります。

[例 ※黒色の太字が主語、赤色の太字は述語です]
× 当社は今年秋をめどに顧客満足度を上げるような品質管理体制の新しいしくみをつくるための準備ともいえるCSに関するアンケート調査を今回実施した。 

○ 当社はCSに関するアンケート調査を実施した。これは今年秋をめどに顧客満足度を上げるような品質管理体制の新しいしくみをつくるためで、本調査はその準備といえる。

6.修飾語と修飾される言葉は離さない
修飾語と被修飾語(修飾される言葉)が離れすぎていると、さまざまな解釈が生まれてしまい文章がわかりにくくなります。修飾語は、被修飾語の直前に置きます。

7.接続詞を多用しない
接続詞(「しかし」「そして」「・・が」など)には、文章の道筋をはっきりさせる働きがあります。その反面、接続詞の多すぎる文章は、文章の流れが悪くなり読みづらい文章になります。
チェック方法は簡単です、いちど接続詞を取って読み直してみるとよいでしょう。
文章の意味が変わらなければ、その接続詞は不要です。

8.同じ助詞を繰り返さない
例えば、助詞の「の」は、ひとつ文中で3つ以上つなげると、係りと受けの関係があいまいになり、分かりづらい文章になります。
こんなときは、言葉を書き換えることで助詞を減らすことで係り受けがはっきりします。

もう少し続きます。 

エコノミック・アテンション その2  ―文章を分かりやすくするチェックポイント(1)―

「良文=分かりやすい文章」を書くための第一ステップとして「とにかく書いてみる」ことをご提案しました。
まず書きたいことを書いて、それからブラッシュアップするという流れです。
今回は、具体的な見直しのポイントをご説明します。

1.ひとつの段落の内容はひとつに絞る
段落とは、本来一つのメッセージを伝えるために、いくつかの文が集まったものです。
メッセージが複数になると、その段落の趣旨がぼやけて解りにくくなります。
そんなときは、段落を分けてみましょう。

2.伝えたいことは段落の最初に置く
分かりやすい文章を書くためには、段落の最初で何を書こうとしているのかを伝えることも有効な方法です。
その段落で伝えたい趣旨を最初に置くことで、読み手はこれから文章の大まかな内容をあらかじめ把握して読み進むことができるので、文章に対する理解が深まります。

3.一文を短くする
長い文章は、どうしても構造が複雑になり、分かりにくいものになります。
読み返して分かりにくい文章は、「だれが」「なにを」などの5W1Hに立ち返って見直してみましょう。
文章を分割することで、案外すっきりした文章に変わります。

4.読み違いを防ぐ
読み手がいろいろな解釈ができるのは、文章として不完全です。
チェックする時は、読み手がどう解釈するか考えをめぐらしてみましょう。
読み違いを防ぐコツとしては、読点の入れ方を工夫することをお勧めします。
あまりに読点が多すぎるのは問題ですが、本来読点は文章をわかりやすく伝えるために必要なもので、誤解を避ける意味でも不可欠なのです。

読点を打つポイントは次の4点です

  • 読点は、主語のあとに打つ。
  • 文章が並立するときは、そのあいだに打つ。
  • 限定したり条件をつけたりするときには読点を打つ。
  • 時や場所、方法を示す語句のあとには読点を打つ。

このお話、もう少し続きます。

エコノミック・アテンション ―「読みやすさ」を考える―

前回のブログでは「名文」ではなく、分かりやすく伝わりやすい「良文」を意識した執筆をご提案しました。
では、具体的に「良文」とはいかなるものでしょうか。

アメリカの文章作法に「エコノミック・アテンション」という考え方があります。
直訳すると「効率的な認知」つまり、読み手に余計な負担なく理解してもらうという意味になります。

文章を追っていくと自然と内容が理解できる文章、これは良文の条件といえます。
奇をてらった表現や凝った演出は必要ありません。
必要なことは、文章としての整合性や正しい言葉づかいです。
そのうえで、音読した時のリズム感、文字の並びとしての見た目が整えばなお良いでしょう。

ただし、「完成度100%の文章」は、残念ながらあり得ません。
心がけひとつで完璧な文章が書ければ良いのですが、それはかなり難しいことでしょう。
これは、執筆を生業にしている方が、このことに日々頭を悩ませていることからもお分かりいただけると思います。
私達が「完成度100%」を意識すると、逆に必要以上に気負ってしまい、書きたいことも書けなくなってしまいます。

まずは「とりあえず書く」から始めましょう。
「名文」も「良文」もひとまず脇に置いて、自分が書きたいことを、とにかく書いてみます。

ここでの完成度は、あえて問いません。
書きたいことが一通り書き上げることができたら、50%は完成したといえるからです。
ここから見直しを行うことで、書いた文章を良文に磨き上げていきます。 

次回から、具体的な見直しのポイントを紹介していきます。

名文とは? ―文章を書く心がまえ―

上手な文章が書きたいとは、誰しも思うものです。

スッキリした切り口で味のあるエッセイ。
思わず「なるほど!」と呻ってしまう学術書。
あたかもその場に居るような錯覚を覚えるルポタージュ。

このように、上手な文書にも色々ありますが、共通していえることは「解りやすい」文章であることでしょう。
一度読めば内容がすんなり頭に入る、そんな文章は間違いなく上手な文章といえます。

残念ながら、文章の高尚さと書かれた内容の高尚さには、何の関係性もないのです。

これらのことは、多くの文章講座やテキストで述べられていることです。
逆にいえば、それだけ解りにくい文章が多いのかもしれません。
ではなぜ、解りにくい文章を書いてしまうのでしょうか。

キーボードや原稿用紙に向かったとき「自分も後世に名文を残せるかも」と、つい妄想してしまう……程度の差はあれ、そんな妄想を抱いた人は少なくないと思います。

自分の著作を読み手に高く評価してもらいたい。
自費出版に限らず、何かを執筆する際、誰しもこう考えるのではないでしょうか。
この欲求は否定できません、それは人間の持つ自然な欲求といえるからです。

ただし、これは文章の中身に関わることであって、表現方法やテクニックで、自分の文章があたかも名文であるかのように見せようとすると、たいていの場合は逆効果になります。

よくある例としては、難しい言葉や漢字を多用し、ひねった言い回しを多用することです。
この様な文章は、文章で伝えたいことが散漫になり、その結果解りにくい文章になってしまいます。

あるいは、ひとつの文章に色々な内容を詰め込みすぎると、主題が解りにくくなり、やはり解りづらい文章になります。

名文かどうかは読み手が決めるものだと思います。
時間と多くの読み手を経て、結果的に名文として今に残っているのです。
現在に残る名文も、恐らくそれを書いた本人にそんな積もりは無かったことでしょう。

これから文章を残す私たちは「名文」ではなく、分かりやすく伝わりやすい「良文」を意識して執筆する方が、結果的に良い文章になるのではないでしょうか。

「見出し」の役割

前々回前回のブログで、文章構成には「起承転結」「序破急」があることをご説明しました。
これらは、文章中の物語の流れを表すものです。

これらの文章は、同じテーマを持つものが集まって「節」というグループを構成し、その「節」がいくつか集まって「章」になります。
章をいくつかまとめたものは「部」と呼びます。
これらは総称して「見出し」と呼ばれます。
見出しは、テーマや内容毎に区切って、本全体の構成を分かりやすくする役割があります。

具体的にどのように見出し構成を考えるか、実際に自分史で用いられた構成を例にします。

この自分史では、「歌集」と「自分史」を両方掲載したいというリクエストがありました。
前半に長年書き溜めた「歌集」を、後半は自分史という2部立てになります。

まず歌集は、季節を詠んだ作品が多いことから、四季に分けて掲載しました。
一方自分史は、時系列順に並べることになりましたが、大きな区切りとして、幼少期・青年期・戦後期・高度成長期・近況に分けました。 

先程の「部、章、節」にあてはめると、次のようになります。

 

第1部 歌集

  第1章 春(発表順に並べる)

  第2章 夏(発表順に並べる)

  第3章 秋(発表順に並べる)

  第4章 冬(発表順に並べる)

 

第2部 自分史

  第1章 幼少期

    第1節 出生

    第2節 両親のこと

    第3節 学校生活のこと

  第2章 青年期

    第1節 徴兵検査合格

    第2節 満州に赴任

    第3節 戦地での生活

    第4節 終戦、引き揚げのこと

  第3章 戦後期(引き揚げ後就職~独立~結婚まで)

    第1節 戦後の生活

    第2節 仕事のこと

    第3節 結婚のこと

  第4章 高度成長期

    第1節 長子誕生

    第2節 大阪万博の思い出

    第3節 子供の結婚、孫の誕生

    第4節 現役引退

  第5章 近況

    第1節 最近の生活

    第2節 趣味のこと

    第3節 孫のことなど

 

この様にテーマごとに区切ることで、その節や章で読み手に何を伝えたいのか、スッキリと整理することができます。

あくまでひとつの例ですが、自分史を時系列に並べる際のご参考になれば幸いです。

文章を「3」でまとめる―3部構成―

前回、起承転結で文章をまとめようとすると、意外と難しいというお話をしました。

→ブログ「文章の構成と起承転結」はこちら

そこで今回おすすめするのは「3」でまとめる方法です。

あくまで感覚的ですが、3という数字にはおさまりが良い印象があります。
「三度目の正直」や「三人寄れば文殊の知恵」「日本三景」など、ことわざや慣用句に「3」にまつわるものは多くあるのも、そんなおさまりの良さが関係しているのでしょうか。
文章構成も例外ではなく、三つに分けると読み進めやすくなります。
3部構成の例をいくつかご紹介します。

 

序破急

三部構成の有名なものとして「序破急」があります。
本来、雅楽や能楽などの古典芸能用いられるものですが、物事の展開に変化をつける場合の表現として、広く用いられる言葉となりました。
文章構成の意味で使う場合は、次のようにイメージすると良いでしょう。

「序」…導入部(最初のゆっくりとした展開)

「破」…展開部(中盤の変化を表します)

「急」…結末部(クライマックス、速い動きで終結します)

この文章構成は「急」というクライマックスで文章が終わることになります。
結末の意外性が活きる短編小説やミステリー小説には向いていますが、逆に説明や解説の必要なエッセイなどには不向きな構成です。

 

序論・本論・結論

もうひとつの三部構成としては「序論、本論、結論」があります。 

「序論「…最初の「つかみ」として、テーマや目的、事実を提示する。

「本論」…エピソードや主張など書きたいことを展開する。

「結論」…結論ないし結末を述べる(オチをつける)。

序論でつかみ、本論で展開し、結論でまとめるこの形式は、エッセイや随筆などで良く用いられます。
問題提起から結論まで順に進行するので、文章としても分かりやすい構成になります。
また、結論を先に述べる論文や論説文などの場合は、まず結論を述べ、本論でその根拠を展開し、結論を最後にもう一度述べる形式になります。 

執筆する原稿の内容によって、相応しい文章の構成は異なります。
お考えの作品に応じた、最適な文章構成をご提案します。
是非お気軽にご相談ください。

関連リンク

・文章の構成と起承転結

・段落の役割

・「見出し」の役割

 

文章の構成と起承転結

一つ一つの文はしっかりしているのに、全体的にまとまりがつかず、冗漫で退屈な文章になることがあります。
全体の構成が固めずに書き進めると、構成を考えながら執筆を進めることになるので、このような事が起きやすくなります。
言葉の使い方や言い回しも大切ですが、全体の構成もやはり重要なのです。

文章の構成といえばまず思い浮かぶのは「起承転結」ではないでしょうか。
小学校の作文の時間に、起承転結を意識するようにと教わった方も多いでしょう。

起承転結の例としてよく紹介されるのが、頼山陽の俗謡です。

 起……京の五条の糸屋の娘

 承……姉は十六妹十四

 転……諸国大名は弓矢で殺す         

 結……糸屋の娘は目で殺す

また「春眠暁を覚えず…」で有名な孟浩然の漢詩「春暁」も、起承転結になっています。 

起……春眠暁を覚えず

承……処処に啼鳥を聞く

転……夜来風雨の声

結……花落つること知る多少ぞ 

ただ、この「起承転結」、綺麗にまとめるのは意外と難しいのです。
起承転結は、四行詩など短文の構成としては申し分ないのですが、エッセイや小説などの物語を記述するには少々不便なところがあります。
記述の流れが固定されているので、長い文章を起承転結にあてはめようとすると、どうしても文章が冗長になってしまいます。 

これを避けてすっきりとした文章の構造にするためには「3部構成」にされることをお勧めします。
3部構成には「序破急」「序論-本論-結論」などがありますが、詳しいことは次回のブログでご案内します。

段落の役割

文章を書く際に、どの位「段落」が意識されているでしょうか。
「段落」の分け方ひとつで、著書の意図の伝わり方が大きく変わります。
今回は段落の分け方を確認してみましょう。

段落はテーマごとに分けられたものです。
だから、ひとつの段落にテーマはひとつだけというのが大原則です。
複数のテーマがある場合は、そのテーマごとに段落を分けます。
例えばテーマが3つあれば、段落も3つになります。

もしひとつの段落で複数のテーマが述べられていると、文章にまとまりが無くなり読み手の混乱を招きます。

またひとつの段落の長さも、読みやすさや伝わりやすさを左右します。
全く段落分けされていない文章は大変読みづらいものです。
逆に、あまり細かく段落分けし過ぎるとリズム感を損ないますので、これもまた読みづらいものになります。

目安としては、200文字程度をひとつの段落にまとめると読みやすく、見た目のバランスも良いと言われています。
前回のブログにならい1文を30~40文字とすると、5~6文でひとつの段落になります。
あくまでこれは目安ですので、伝えたい内容によってはもっと長い段落になる場合もありますが、それはそれで問題ありません。

自身が書いた文章の段落分けが適切か、簡単にチェックする方法をご紹介します。
それは「段落ごとに見出しを付けてみる」ことです。
1段落1テーマが守られていれば、スムーズに見出しが決まるでしょう。
なかなか見出しが決まらない、または付けた見出しに違和感がある場合は、複数のテーマが含まれている可能性があります。
簡単に出来るチェック方法ですので、ぜひお試しください。

北斗書房では、原稿の推敲からお受けしております。
ご相談は無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

良い文章の書き方 その4:「文」はシンプルに

名文を書こうと意気込むと、つい難しい漢字や修飾語を多用した長い文章になりがちです。
パソコンやワープロの普及に伴って、特に漢字の多用は目にすることが増えました。
たとえ著者の立場としては「入魂の力作」であっても、伝わらなければ意味がありません。
ここで、シンプルで分かりやすい文章について考えてみます。


適切な長さであること
ひとつの文が長いと、その構造が複雑になり読者が理解し難くなります。
また文の構造が複雑になると、文法的な誤りも出やすくなります。
長すぎる文はふたつに分け、ひとつの文を短くしましょう。
とはいえ、極端に短すぎる文章が連続すると、幼稚な印象の文章になります。
30~40字位が読みやすい文の目安といわれますが、あまりこれに囚われず、声に出して読んだときにリズム良く読めるかどうかを判断材料にされると良いでしょう。

 
余分な主語は省略する
日本語では慣習的に主語が省略されます。
英語の直訳のように主語を全く省略しないと、どこかぎこちなく不自然な文になります。

  • 例1/
    親譲りの無鉄砲で子供のときから損ばかりしている。小学校にいる時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かしたことがある。(夏目漱石『坊っちゃん』) 

この文の述語全てに主語を付けた場合を比較してみましょう。

  • 例2/
    私は親譲りの無鉄砲で私は子供のときから損ばかりしている。私が小学校にいる時分私は学校の二階から飛び降りて私は一週間ほど腰を抜かしたことがある。(夏目漱石『坊っちゃん』)

意図的に主語を入れてみましたが、読んだときのリズムの悪さをお感じいただけたと思います。
このように、複数の述語が同じ主語に掛かる場合は、省略した方がリズム良い文になります。
ただし、前文と主語が変わる場合には、きちんと主語を明示しましょう。


このあたりは、自分だけでチェックすると見落としがちです。
読み手を変えてチェックすると、意外なところで不具合が見つかります。


北斗書房では原稿の推敲からお受けしております。
どうぞお気軽にご相談ください。

良い文章の書き方 その3 ― 句読点の打ち方

「ぎなた読み」という言葉遊びがあります。
読点(、)の打つ位置を変えて、違った意味に変えてしまう読み方のことです。
ある人が「弁慶が、長刀を持って」を「弁慶がな、ぎなたを持って」と読み違えたことからこの名前が付いたといわれています。
ぎなた読みには、日本語の面白さと難しさが良く表れています。
今回は、そんな「句読点」、特に「読点」を中心にお話しさせていただきます。

句読点とは「句点(。)」と「読点(、)」の総称です。
句点は文の終わりに打ち、その文の終わりを現す役割があります。
一方、読点はその文を区切って意味を分かりやすくために、文の途中に打ちます。

読点を打つ場所には「絶対」といえる決まった法則はありません。
どちらかというと執筆者の感覚による部分が大きく、プロの文章でも読点の打ち方には大きな違いがあります。
ただ目安としては、次のような場合に読点をつけるとされています。

  1. 長い主語を示した後
     例:山奥の村から出たことがない祖母は、海を知らない。
  2. 対等な関係の物事を並べて示す場合
     例:風は爽やかで、空は澄み切っている。

  3. 原因と結果の間
     例:受験勉強を頑張ったおかげで、志望校に合格できた。

  4. 逆説と関係の間
     例:傘を持たずに出かけたが、雨が降ってきた。

  5. 誤読を避けたい場合

特に5は、冒頭で紹介したぎなた読みを例に示します。

  • ふたえにしてくびにかけるじゅず
    →二重にして、首にかける数珠
    →二重にし、手首にかける数珠
  • きょうはあめがふるてんきじゃない
    →今日は、雨が降る天気じゃない
    →今日は雨が降る、天気じゃない」 

ひとつの点の位置が変わるだけで、全く違う意味の文になります。

読点をつける目的は、意味の読み違いを防いで、読み手がスムーズに文の意味を理解できるようにすることにあります。
全く読点のない文は読みづらいくらし、逆に多過ぎると文章が細切れになってやはり読みづらくなります。

どこに打ったら良いのか迷う場合には、一度音読されることをお勧めします。
音読した際にひと息つく所は、読点を入れても違和感がないはずです。

北斗書房では、お書きになった原稿を読ませていただき、適切な句読点のアドバイスを行うことができます。
是非お気軽にご相談ください。

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