ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

エッセイ

《エッセイで綴るミニ自分史コンテスト》
「拝啓、○○様」
応募作品について・応募方法・ご注意事項

・応募作品について

・応募方法

・ご注意事項

応募作品について

【応募内容】

以下のテーマで1,000字程度(400字詰め原稿用紙約2枚半)のエッセイを募集します。

 

テーマ:「拝啓、〇〇様」

・大切な誰かに向けたお手紙を募集します。

・対象は人物に限定しません。

・過去、現在、未来、どの時代のお手紙でも結構です。

・自分自身に向けたお手紙でも結構です。

大切な誰か、何かに向けたメッセージ。あるいは自分自身に向けられたメッセージ。
そんな想いを、エッセイという「カタチ」にしてみませんか?

【備考】

・おひとりのご応募は1回までとさせていただきます。

・応募いただいた作品は返却いたしません。また一旦応募された作品の取り下げは受け付けておりません。応募の際にはご注意願います。

・原稿の形式は問いません。ただし、作品集(B6判)に掲載する際には、40字×15行2ページに収めるため、改行位置等を適宜調整させていただきます。予めご了承ください。

・応募作品に関する著作権は応募者に帰属いたしますが、採用作品について告知媒体・サイト・SNS等に掲載することをご承諾いただきます。

応募いただいた時点で、応募者はこの応募方法と、下記の注意事項をご確認のうえご了承いただいたものとみなします。ご応募の前に今一度ご確認ください。

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応募方法

【インターネット】

ホームページの応募フォームに、以下の必須事項を記載のうえ、作品データを添付してお送りください。

 ・お名前 ・フリガナ ・電話番号(携帯可) ・ご住所 ・E-mail

 ※必要事項に記載漏れや間違いのないようご注意ください。

作品データは、応募フォーム内の「ファイルアップロード」に保存してください。
取り違えを防ぐため、ファイル名は「お名前(ペンネーム)・作品名」としてください。
データの推奨形式は以下のとおりです。

 ・Microsoft office word

 ・メモ帳、テキストエディットなどのテキストファイル

必要事項に記載漏れや間違いのないようご注意ください。
掲載時に匿名をご希望の場合は、お名前の後にペンネーム(全角8文字以内)をご記載下さい。

 (例)北斗 太郎(ペンネーム:エッセイタロウ)

※ご応募の際に、作品データの添付忘れが無いよう、送信前には充分ご注意ください。

※上記必須項目に漏れがある場合は、応募が無効となりますのでご注意ください。

※お電話番号、メールアドレスは、必ずご連絡の取れるものをご記載ください。

※作品データ送信中の事故、破損について、弊社は一切責任を負わないものとします。

 

【郵送】

申込用紙に次の必須事項をご記載のうえ、作品を同封して下記住所までお送りください。

 ・お名前 ・フリガナ ・電話番号(携帯可) ・ご住所

掲載時に匿名をご希望の場合は、お名前の後にペンネーム(全角8文字以内)をご記載下さい。

 (例)北斗 太郎(ペンネーム:エッセイタロウ)

※応募された方と連絡が取れない場合、応募が無効となる場合があります。
 お電話番号など、必ずご連絡の取れるものをご記載ください。
※作品郵送中の事故、破損について、弊社は一切責任を負わないものとします。

【店頭受付】

北斗プリント社店頭ショップ「あすくす」受付にて、申し込みを直接受け付けます。
申込用紙に次の必須事項をご記載のうえ、作品と一緒に受付にお渡しください。

 ・お名前 ・フリガナ ・電話番号(携帯可) ・ご住所

掲載時に匿名をご希望の場合は、お名前の後にペンネーム(全角8文字以内)をご記載下さい。

 (例)北斗 太郎(ペンネーム:エッセイタロウ)

※応募された方と連絡が取れない場合、応募が無効となる場合があります。
 お電話番号など、必ずご連絡の取れるものをご記載ください。

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ご注意事項

【応募作品の不採用について】

応募作品が以下のような事項にあたると判断した場合には採用されません。
ご応募に際しては充分ご注意ください。

1.公序良俗に反しているもの。 または反する恐れのあるもの。

2.第三者の著作権その他の権利を侵害しているもの。または侵害する恐れのあるもの。

3.第三者を誹謗中傷しているもの。またその恐れのあるもの。

4.第三者のプライバシーを侵害するもの。またその恐れのあるもの。

5.法令等に違反、または犯罪行為に結びつくもの。またその恐れのあるもの。

6.人に不快を与える内容を含むもの。

7.ご応募の段階で、必須事項に不備、または記載がないもの。

8.その他事務局により不適切と判断されたもの。

・応募作品のデータ送信中または郵送中の事故やデータ破壊に関しまして、弊社は一切責任を負わないものとします。

・ご応募に際して、必須事項の記載がないものは採用されませんので、ご注意ください。

また、応募された方と連絡が取れない場合は、応募を無効とさせていただく場合があります。

【著作権について】

・第三者の作品を無断で応募することはできません。他者の著作物を含む応募作品については、本コンテストへの応募及び弊社による利用について、必ず当該権利者からの事前の使用許諾・承認を受けたうえでご応募ください。

・応募作品が第三者の著作権またはその他の権利を侵害している状況や、そのおそれがあることにより生じる一切の事項については、応募者がその費用と責任をもって対応していただくものとし、弊社は一切関与をいたしません。

万が一、第三者からの権利侵害、損害賠償などの主張がなされたとしても、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。

【個人情報について】

・作品応募時に入力いただく個人情報(ご住所・メールアドレス・ご連絡先等)は、緊急時のご連絡、弊社ニュースレターの発送、または前述の別途使用許諾にのみ使用いたします。

・弊社は、これらの個人情報をその他の目的に使用することや、第三者に開示・提供はいたしません。詳しくは、弊社の個人情報保護方針をご参照ください。

 株式会社北斗プリント社 個人情報保護方針
 (https://hokuto-p-co-jp.prm-ssl.jp/privacy/index.html)

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エッセイで綴るミニ自分史コンテスト第3回開催決定!

「エッセイで綴るミニ自分史コンテスト 大好きな〇〇」は、お陰様を持ちまして多数のご応募をいただきました。
あらためまして、厚く御礼申し上げます。

このたび、3回目の「エッセイで綴るミニ自分史コンテスト」開催が決定いたしました。
テーマは「拝啓、〇〇様」です。

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、人に会うのが難しい状況もあると思います。
最近では、通信技術の発達によりビデオ通話のように直接会わずにコミュニケーションを取ることも可能になりました。

でも、忘れないで欲しいのです。
私たちには「手紙」というコミュニケーション手段があることを。

手紙には、オンライン通信のようなスピード感はありません。
動画や音声も送ることはできません。
しかし、手紙はいつまでも手元に残すことができます。
振り返って、あとから読み直すこともできます。
手紙には、時間と空間を越えて「想い」を伝える力があるのです。

家族へ、友人へ、恋人へ、恩師へ……
あるいは、過去の自分へ……
あるいは、未来の自分へ……

そんな想いを、手紙風のエッセイという「カタチ」に綴ってみませんか?
採用作品は、当社刊行の作品集に掲載いたします!

本コンテストでは「エッセイで綴るミニ自分史」と謳っています。
エッセイと自分史、一見すると全く異なるジャンルに感じられるかもしれません。
しかしエッセイは、自分史に通じるものがあると私たちは考えています。
エッセイは「ある出来事に対して、自分の考えや気持ち記したもの」です。
一方自分史は「自己の半生を振り返り、その意味を考察し、文章化したもの」といえます。

ある事象から自分の考えを導き出すエッセイ。
自己の半生から意味を導き出す自分史。

とても似ているように思うのですが、いかがでしょうか。
エッセイは「人生のある瞬間を切り取った自分史」でもあるのです。

コンテストの詳しいご案内は、3月頃公開予定です。
ぜひこの機会に、皆様ふるってご参加ください。

 

《エッセイで綴るミニ自分史コンテスト》大好きな〇〇 結果発表!

皆様から多数のご応募をいただきました。
この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。
厳正なる審査の結果、以下のとおり受賞者を発表させていただきます。
受賞された皆様、おめでとうございます!

作品は、弊社で刊行いたします「エッセイ集 大好きな〇〇」に掲載させていただきます。

第2回 エッセイで綴るミニ自分史コンテスト 受賞者(50音順)
青木 勝也 様(滋賀県) 浅田 雅代 様(愛知県)
アフロえてぃこ 様(埼玉県) 池乃  大 様(京都府)
イシザキマコト 様(東京都) 上田 文一 様(神奈川県)
うきみなこ 様(埼玉県) ウドイカツホ 様(北海道)
エッセイ 様(愛知県) 汪   萌 様(東京都)
大須賀 一夫 様(東京都) 大菅 純子 様(京都府)
大菅 誠司 様(京都府) 大塚 遥香 様(静岡県)
沖中  蒼 様(大阪府) おじょじょ 様(北海道)
川田 芳子 様(埼玉県) 高   敏 様(東京都)
國米 由華 様(大阪府) 咲本 大輝 様(京都府)
佐々木 里澄 様(千葉県) 雫石 つみき 様(兵庫県)
清水 将一 様(愛知県) 薛  澤慧 様(神奈川県)
舘村 信男 様(兵庫県) 田中 知世 様(茨城県)
谷口 照男 様(三重県) 張  瀛洲 様(神奈川県)
張  珉玥 様(東京都) 中島 康隆 様(愛知県)
中野 啓一 様(広島県) 中原 千和 様(和歌山県)
菜穂子 様(新潟県) 仁井田 まり子 様(京都府)
西岡  壽 様(滋賀県) 2児(ニジ)ママ 様(京都府)
長谷部 未央 様(青森県) 波多野 沙耶加 様(東京都)
潘  煒琦 様(神奈川県) ほしの もなか 様(福岡県)
細江 隆一 様(岐阜県) 前田  哲 様(京都府)
増田 洋子 様(京都府) 松藤 利香 様(大阪府)
松味 利郎 様(京都府) 宮下  響 様(大阪府)
杳 様 (東京都) らっこの恩返し 様(埼玉県)
劉  晨雪 様(東京都) 劉   爍 様(東京都)

現在、第3回のコンテストの開催に向けて、準備を進めております。
告知ページは間もなく公開予定です。
皆様、どうぞ奮ってご応募ください!

 

京都のエッセイ作家(3)現代のエッセイ作家

当ブログでも、京都の歴史に残るエッセイ作家をご紹介してきました。
今回は少し目線を変えて、最近の、京都出身のエッセイ作家をご紹介します。


木村 孝(1920-2016)

(代表作)
『文様の四季 和装にみる文化と伝統(1997)』
『和の美を育む~きものことはじめ(2003)』
『美しい着物、美しい人—伝えておきたい嗜みごと(2008)』
『和装のたしなみ(2013)』
『衣の声 きものの本流を見つめて(2016』※遺作

木村孝は、京都の染色を営むの家に生まれ、幼い頃から色を身近な存在として育ちます。
その後、京都新聞文化部の記者を経て、家業の染色を継ぎ、女性染色作家の先駆けとして活躍しました。
染織研究家、随筆家として、着物や色に関するエッセイを多数発表しています。


伊丹 十三(1933-1997)

(代表作)
『ヨーロッパ退屈日記(1965)』
『日本世間噺大系(1976)』
『女たちよ!男たちよ!子供たちよ!(1980)』
『フランス料理を私と(1987)』
『伊丹十三選集(全3巻)(2018)』 他、多数

デザイナー、俳優、監督、イラストレーター、翻訳者など、多彩な顔を持つ伊丹十三は、エッセイととしても多数の作品を残しています。
「しなやかで軽い独特な文体で、さまざまな主題を自在に料理してゆく(『伊丹十三選集』刊行のことば)」と評されるその作風は、今なお多くの作家に影響を与えているといわれています。


山村 美紗(1934-1996)

(代表作)
『美紗の恋愛推理学(1985)』
『山村美紗の株の推理教室(1987)』
『ミステリーに恋をして(1992)』

ミステリーの女王とも称される山村美紗は、京都市生まれの作家です。
父親の仕事の事情で、幼少期を京城(現在のソウル)で過ごし、
京都府立大学短期大学部を卒業後は、京都市立伏見中学校で国語教師を勤めていました。
ミステリー作家として大変有名ですが、以下のエッセイの作品も発表しています。


入江 敦彦(1961-)

(代表作)
『京都人だけが知っている(2001)』
『秘密の京都 京都人だけの散歩術(2004)』
『イケズの構造(2005)』
『怖いこわい京都、教えます (2007)』
『京都喰らい(2018)』

京都市上京区西陣出身、イギリス・ロンドン在住のエッセイ作家です。
京都やイギリスの住民性や、文化に関するエッセイを多数執筆しています。
「生粋の京都人」として、京都の深層を描くエッセイが人気です。


綿矢りさ(1984-)

(代表作)
『インストール(2001)』
『勝手にふるえてろ(2010)』
『しょうがの味は熱い(2012)』
『大地のゲーム(2013)』
『私をくいとめて(2017)』
『生(き)のみ生のまま(2019)』

着物会社に勤める父と、英語教師の母の間に生まれました。
京都市立紫野高等学校在学中に『インストール』で、第38回文藝賞を受賞受賞しました。
受賞当時17歳で、第18回の堀田あけみ(『アイコ十六歳』)以来、20年振りの最年少タイ記録として話題になりました。

古典の時代から現代まで、この他にもここでは紹介しきれないほどのエッセイ作家が活躍しています。

この機会に、エッセイ作家の仲間入りをしてみてはいかがですか?
弊社開催の「第2回エッセイで綴るミニ自分史コンテスト」締め切りは11月1日(日)です。
皆様のご応募をお待ちしています。

北斗書房からのお知らせ

第2回エッセイコンテスト開催中

ただいま、2回目の《エッセイで綴るミニ自分史コンテスト》を開催中です。
テーマは「大好きな〇〇」です。
あなたの大好きなモノ・ヒト・コトなどへの熱い想いが伝わる作品をお待ちしています。
締切まであとわずか、たくさんのご応募をお待ちしております!

詳しくは下の画像をクリックしてください

京都を綴るエッセイ本の紹介(2)

エッセイは、自身の体験・経験を元に、書き手の心の動きを自由に書いたものです。
日常の出来事、家族との会話、ふと思い出す昔の出来事…
今回ご紹介する作品は、まさにエッセイらしいエッセイといえます。

手ぬぐい坊主 田中典子エッセイ集

著者 田中 典子

ISBNコード978-4-89467-338-0

A5判 84ページ

非売品

著者の田中様は、ご主人の実家がある嵯峨野・嵐山に嫁ぎ、その後ご主人と一緒に飲食店を開業されます。
日がな一日、観光客相手の商売でで目の回る忙しさ。
そんななか、ふと思い立って始めた新聞投稿。
「運良く採用された時の喜びが忘れられません(まえがきより)」

気付けばクリアファイル2冊分。
そこから選りすぐりの70編を、エッセイ集としてまとめられました。


目次 ※()は投稿先の新聞名です

女の気持ち(毎日新聞)

ひととき(朝日新聞)

ティータイム(読売新聞)

きのうきょう(産経新聞)

こまど(京都新聞)

私のリポート(毎日新聞)

 

北斗書房からのお知らせ

第2回エッセイコンテスト開催中

ただいま、2回目の《エッセイで綴るミニ自分史コンテスト》を開催中です。
テーマは「大好きな〇〇」です。
あなたの大好きなモノ・ヒト・コトなどへの熱い想いが伝わる作品をお待ちしています。
締切まであと1カ月半、たくさんのご応募をお待ちしております!

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京都のエッセイ作家(2)鴨長明 ― 無常観という視点 ―

鎌倉時代の初期、1212年に鴨長明が記したのが、方丈記です。

冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…」という文章は、清少納言の「枕草子」同様に、学校の授業で学んだ記憶がある方も多いと思います。
今回は、そんな日本人にとって馴染みの深い方丈記についてご紹介したいと思います。

方丈記は、清少納言の「枕草子」、兼好法師の「徒然草」と並んで日本の三大随筆の一つとされています。
随筆とは、自分の考えや見聞きした事などをありのままに書いた文章の事です。

方丈記は、全体でおよそ9,400文字、他の古典文学作品に比べると短いものです。
一般的な文庫本は1ページに約700文字が入っていますので、これに換算すると15ページ弱に収まってしまいます。
この短い文章のなかに、鴨長明の暮らしの中での出来事や考えの他、鴨長明自身が体験した厄災の記録や人生訓が記されています。

方丈記が書かれたのは、およそ800年前、1212年頃とされています。
通説では1155年(久寿2年)生まれとされていますので、鴨長明58歳頃の執筆になります。

方丈記は、日本人の無常観を表した作品ともいわれています。
無常観とは、世の全てのものは常に移り変わり、いつまでも同じものは無いという思想の事です。
釈迦の入滅後、やがて教えが廃れる時代がやってくるという末法思想の広まりと共に、無常の概念が広まったのではないかと考えられています。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と棲(すみか)と、又かくの如し。

方丈記の冒頭文は、この無常観を端的に表した表した名文といえるでしょう。

鴨長明は、下鴨神社の正禰宜の次男として生まれ、比較的恵まれた環境で育っていましたが、若くして父母を亡くしました。
その後、望んでいた河合社(ただすのやしろ)の禰宜の職に就くことが叶わず、鴨長明は出家し洛北大原の里に隠棲しました。

その後、各地を転々とした後、1208年(承元2年)54歳で現在の京都市伏見区の日野に落ち着き、そこに方丈の庵を結びました。

自分自身の不遇な半生と共に、当時世に広まった末法思想の影響を受けて、鴨長明の無常感が方丈記に結実したのかもしれません。

鎌倉時代前期歌人、源家長が記した「源家長日記」には、

すべて、この長明みなし子になりて、社の交じらひもせず、籠り居て侍りしが、歌の事により、北面に參り、やがて、和歌所の寄人になりて後、常の和歌の会に歌參らせなどすれば、まかり出づることもなく、夜昼奉公怠らず。

と記されており、真面目に公事を務めていたことが伺えます。

また、和歌に通じ、琴や琵琶などの管絃の名手であったことも伝えられています。
若い頃より中原有安に琵琶を学び、和歌は俊恵に師事して才能を磨きました。

『方丈記』の方丈とは、晩年暮らした庵のことで、日野(京都市伏見区)には庵跡とされる地や方丈石が残されています。
また、下鴨神社摂社(京都市左京区)の河合神社には、方丈の庵が復元されています。

日本三大随筆のひとつに数えられ、「鎌倉文化発展の序章(日本古典文学大系)」ともされる方丈記。
原文、現代語訳いずれも各社より刊行されています。
なかなか外出もはばかる日常が続きますが、この機会に手にとって、末法の世に無常を感じた鴨長明に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

 

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締切まであと2週間と少し、たくさんのご応募をお待ちしております!

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京都を綴るエッセイ本の紹介(1)

エッセイのひとつの形として、旅行記・滞在記と呼ばれるものがあります。
日常から離れた場所で体験することは新たな刺激も多く、エッセイの題材には不自由しません。
弊社から刊行された書籍のなかから、京都を取り上げたものをご紹介します。

 

あづま男の京だより

長谷川 和男 著

ISBN978-4-89467-096-8 A5判 336ページ

 

「ここに京都に憧れて一人暮らしを始めた男がいる。ビジネス生活45年を経て、70歳にしてやっと自由の身となる。」(まえがきより)

本書は、東京生まれの著者が、2年間の京都生活を綴った、京都滞在記です。
祇園祭や葵祭はもちろんのこと、京都や滋賀の様々な社寺をめぐり、生活に息づく行事に触れた2年間が、全10章に纏め上げられています。
巻末には索引も掲載されており、京都観光のガイドブックにも活用できそうです。
残念ながら、すでに絶版になっておりますが、古書店等ではまだ手に入るかもしれません。

目次

第1章 年末年始

第2章 節分・初午

第3章 春の祭り

第4章 洛北二景

第5章 桜の季節

第6章 祇園祭

第7章 ユニークな秋祭り

第8章 琵琶湖と京都

第9章 葵祭

第10章 つれづれ京都

 

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京都のエッセイ作家(1)枕草子 ― 世界最古のエッセイ文学 ―

「春はあけぼの~」で始まる清少納言の「枕草子」は、兼好法師の「徒然草」、鴨長明の「方丈記」と並び、日本三大随筆の一つに数えられます。
学校の授業で取り上げられることもあり、冒頭の文章は大変有名です。

「枕草子」は、平安時代の中期、1001年(長保3年)頃の執筆とされており、世界最古のエッセイ文学ともいわれています。
約300の章段から成り、大きく分けて内容は下記の3種類に分類されます。

  • 「春は」「うつくしきもの」などの「ものづくし」の類聚的章段
  • 宮中での経験を書いた日記的章段
  • 思ったことや考えを書いた随想的章段

清少納言は、清原元輔の子として生を受けます。
中古三十六歌仙のひとりに数えられる曾祖父の清原深養父をはじめ、清原氏には和歌や漢学に精通した者も多く、恵まれた環境の下で成長します。
981年(天元4)頃、陸奥守橘則光と結婚して則長をもうけますが、離別します。
その後、中関白藤原道隆の後見する一条天皇皇后定子に仕え、後宮では、折りにつけ機敏な才能を発揮します。

記録によると、藤原公任、源俊賢、藤原斉信、藤原行成らをはじめ、公卿殿上人などとの交流があったとされています。
家庭環境から、和歌や漢学の素養に恵まれた枕草子は、これらの人物との交流にも役立ったことでしょう。
その中でも枕草子の文才が最も発揮されたのが枕草子です。

「枕草子」は、996年(長徳2)頃から執筆されたものと考えられています。その後増補を重ね、現存本の完成は、1001年(長保3年)頃とされています。
「枕草子」は、清少納言が宮仕えをしていた間の出来事や考えたことを書いたものです。
出来事や物事から、自分の思うところを書くスタイルは、まさにエッセイそのものです。

実際は、清少納言の出仕から1年程過ぎたころから、父の道隆を亡くし、兄が流罪になるなど不運が続くなか、清少納言も辛い出来事が多かったと思われます。
しかし「枕草子」にはそういった辛い出来事などは書かれていません。
理由は定かではありませんが、あえて書かなかったのではないでしょうか。

第一段:原文

春は曙。やうやう白くなりゆく、山際すこし明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。月の頃はさらなり、闇もなほ、螢の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。

秋は夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ二つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた、言ふべきにあらず。

冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃・火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。 

「枕草子」はたくさんの口語訳が発表されており、なかにはギャル語やSNSのような表現のものも見られます。
日常のささやかな一コマを切り取って独自の感性で表現する「枕草子」は、それだけ時代を越えて多くの人を惹きつける魅力があるといえます。

現在、世界最古のエッセイ作品を産み出したこの京都で、エッセイコンテストを開催中です。
この機会にどうぞ奮ってご参加ください。

北斗書房からのお知らせ

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締切まであと1カ月半、たくさんのご応募をお待ちしております!

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『エッセイ作品集 スポーツとわたし』発刊のご案内

このたび、弊社で開催いたしました「第1回 自分史で綴るエッセイコンテスト スポーツとわたし」の受賞作品をまとめた『エッセイ作品集 スポーツとわたし』が、刊行の運びとなりました。本コンテストでは「エッセイで綴るミニ自分史」と謳っています。
エッセイと自分史、一見すると全く異なるジャンルに感じられるかもしれません。

しかしエッセイは、自分史に通じるものがあると私たちは考えています。
出来事から自分の考えを導き出すエッセイ、自己の半生から意味を導き出す自分史。
とても似ているように思うのですが、いかがでしょうか。
その意味では、エッセイは「人生のある瞬間を切り取った自分史」といえるのかもしれません。

今回のコンテストは「スポーツと私」というテーマで、様々なスポーツとの関わり方を題材にしたエッセイを募集しました。

アスリートとして自身の成績向上に全力で取り組む方、娯楽としてスポーツを楽しまれている方、健康増進や体力向上のためにスポーツを日課にされている方……
プレーを通じて得た経験は、その後の人生においても貴重な財産になることでしょう。

また、スポーツとの向き合い方、はプレーするだけに留まりません。
アスリートの見事な活躍やチームプレーの見事さは、応援する人に夢と感動を与えます。

そして、プレーヤーやチームを支える方々も、彼らの活躍を夢見て日々サポートされているはずです。
そんな、色々なスポーツとの関わりをテーマとした31作品を掲載します。
どれも想いのこもった素敵な作品です。
ご覧いただけましたら幸いです。

また、今回のコンテストにあたり応募くださった全ての皆様に感謝申し上げます。

『エッセイ作品集 スポーツとわたし』は、弊社ホームページで購入可能です。
お買い求めいただきましたら幸いです。

ご購入はこちら(弊社書籍案内 本書のページへ移動します)

 

第2回エッセイコンテスト開催中

ただいま、2回目の《エッセイで綴るミニ自分史コンテスト》を開催中です。
テーマは「大好きな〇〇」です。
あなたの大好きなモノ・ヒト・コトなどへの熱い想いが伝わる作品をお待ちしています。
たくさんのご応募をお待ちしております!

詳しくは下の画像をクリックしてください

 

【エッセイコンテスト】トップページ公開しました

「エッセイで綴るミニ自分史コンテスト」トップページを公開しました。
5月10日(日)より、ご応募の受付を開始いたします。

本コンテストでは「エッセイで綴るミニ自分史」と謳っています。
エッセイと自分史、一見すると全く異なるジャンルに感じられるかもしれません。
しかしエッセイは、自分史に通じるものがあると私たちは考えています。
 
エッセイは「ある出来事に対して、自分の考えを文章に記したもの」です。
一方自分史は、自己の半生を振り返り、その意味を考察します。
出来事から自分の考えを述べるエッセイ、人生を記し意味を考察する自分史。
とても似ているように思うのですが、いかがでしょうか。
その意味では、エッセイは「人生のある瞬間を切り取った自分史」といえるのかもしれません。
 
今回のコンテストは「大好きな〇〇」というテーマで作品を募集します。
どなたにもきっと、
「だれにも負けないくらい大好き!」
「これだけは他人にゆずれない!」
「いつまでも大切に持ち続けたい!」
そう言える大好きな「何か」をお持ちだと思います。

そんな熱い想いを、エッセイという「カタチ」にしてみませんか?
あなたの作品が本に掲載されます。
 
応募要項などの詳細は、近日中に公開いたします。 
ぜひこの機会に、皆様ふるってご参加ください。

「エッセイで綴るミニ自分史コンテスト」トップページ