ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

2017年3月

「書籍購入フォーム」復旧のご報告

3月24日のブログでご報告しておりました、下記「書籍購入フォーム」の不具合に関しまして、本日付で復旧いたしましたので、ご報告申し上げます。

 

(不具合の内容:3月24日ご報告分)—————————————————

現在「書籍購入フォーム」が送信できない状態にあります。

送信ボタンを押すと「Internal Server Error」という表示になり、データが送信されません。

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弊社サイトご利用の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたこと、あらためましてお詫び申し上げます。

4月度自費出版相談会のお知らせ

4月度の自費出版相談会を開催します。
予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日  時

①  4月1日(土) 9:00~18:00

②  4月3日(月) 9:00~18:00

③  4月19日(水) 9:00~18:00

④  4月21日(金) 9:00~18:00

会  場

北斗書房

(株式会社 北斗プリント社内)

※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。

お申込み方法

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

当社の特徴

専門の「自費出版アドバイザー」が対応いたします

「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。
北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しております。
原稿作成から装丁まで、懇切丁寧なご提案をさせて頂きます。
どうぞお気軽にご相談下さい。

 

60年の歴史「本づくり」の専門会社です

1975年頃の当社

永年積み重ねてきた本づくりのノウハウにより、作品の内容にふさわしいレイアウトや装丁などを、その用途やご予算に応じて総合的にご提案することが出来ます。
また、英語をはじめとする外国語や、難易度の高い数式・化学式も対応が可能です。
長年大学様の学術書論文集や研究報告書の制作で培ったノウハウは、お客様の自費出版作品を、読みやすく、また見た目にも美しい仕上がりでご提供します。

大学様との長年にわたるお取引がございます

創業当初より京都市内のほとんどの大学様とお取引をさせて頂き、学術論文集や研究報告書をはじめとするお仕事をさせて頂くなかで、本づくりのノウハウを蓄積して参りました。
丁寧な仕事の進め方を評価して下さる多くのお客様と、長年にわたるお付き合いをさせて頂いております。

全工程社内制作です

北斗書房の母体である「株式会社 北斗プリント社」は印刷会社であることから、編集から印刷・製本まで自社内で対応致します。
全ての工程において、専属スタッフが制作に取り組み、品質に目の行き届いた「ものづくり」により、お客様にご満足頂ける本をお作り致します。

「書籍購入フォーム」の不具合に関しまして

現在「書籍購入フォーム」が送信できない状態にあります。

送信ボタンを押すと「Internal Server Error」という表示になり、データが送信されません。

大変申し訳ございませんが、書籍購入フォームが復旧するまでの間、冊子購入をご希望の際にはメールまたはFAXにてご注文を賜ります。

お手数ですが、必要事項をご記入のうえ以下のメールアドレスまたはFAX番号までお送りください。

【ご記入いただきたい内容】

1.ご注文情報
 ・お申し込み書籍名
 ・冊数

2.お客様情報
 ・お名前+フリガナ
 ・郵便番号
 ・ご住所
 ・お電話番号(携帯可)

【送信先】

 ・メールの場合 info@hokutoshobo.jp

 ・FAXの場合 075-791-7290

  • お預かりしました個人情報は書籍ご購入の目的以外には使用いたしません。

 

弊社サイトご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご協力のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

『愛しの太秦』原画展のご案内

今回は原画展のご案内です。

弊社より出版された作品に『愛しの太秦 ヤッソの幼き日(絵・文:石田 弥須雄)』という画集があります。
太秦に生まれ育ち、現在も太秦在住の作者が幼い頃を振り返り、牛祭やジェーン台風、東映撮影所などの幼心(おさなごころ)に残る印象深い太秦の風景を描いた、絵とエッセイによる作品です。

(画像をクリックすると別ウィンドウで作品紹介ページが開きます)


 このたび、その出版を記念して原画展を開催されます。

  • 会期:3月30日(木)~4月5日(水)いずれも9時~17時
  • 会場:サンサ右京 1階区民ロビー
       (京都地下鉄東西線 太秦天神川駅 徒歩1分)

戦中、戦後の昔懐かしい太秦の風景を感じていただければ幸いです。

 

3月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  3月3日(金) 9:00~18:00 ※終了しました

②  3月4日(土) 9:00~18:00 ※終了しました

③  3月18日(土) 9:00~18:00 ※終了しました

④  3月22日(水) 9:00~18:00

 

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

自費出版と文豪 その2

かつて、自費出版を「私家版」と呼んでいた時代があります。これは、営利を目的とせず限られた人だけに配布する本を、商業出版と区別するためです。自費出版と言う言葉もルーツは意外と古く、明治37年に神津猛の記した日記にもこの言葉が出てきます。
今回も、文豪達による自費出版のエピソードをご紹介させていただきます。

『こゝろ』 夏目 漱石(1867~1916)

 当時朝日新聞で『こゝろ』を連載し、既にベストセラー作家だった夏目漱石。
そこにある古書店の店主が出版依頼の直談判をしました。しかも費用は作家の負担です。
極めて異例のこの申し入れを、なんと夏目漱石はこれを承諾するのです。
そうして『こゝろ』は自費出版されることになりました。夏目漱石自身も造本設計・装丁・広告のキャッチコピーなど細部にまでこだわって完成させました。
こんな経緯で世に出た『こゝろ』がベストセラーになったのはご存知の通りです。
ちなみにこの小さな古書店は、大手出版社で有名な後の岩波書店です。 

『細 雪』 谷崎 潤一郎(1886~1965)

谷崎潤一郎の代表作『細雪』は、戦中から戦後にかけて書き続けられた長編小説です。
1943(昭和18)年1月から「中央公論」に掲載されましたが、戦時下であったため、登場人物の豪奢な生活が「時局にそぐわぬ作品」として発表禁止処分となったのです。
そのため、市場に流通させない「私家版」という形で『細雪』上巻を248部のみ出版しました。
当時の政府や軍部に制限されても、自ら表現した文章を誰かに読んでもらいたいという想いから、谷崎潤一郎は自費出版による発表を選択したのです。
この決断がなかったら、名作『細雪』は戦時下の表現弾圧で消えていっていたかもしれません。

この他にも、尾崎紅葉や幸田露伴、北村透谷などが自費出版で本を出しています。
以前は一部の知識人や有力者など「限られた人だけのもの」という印象の強かった自費出版ですが、近年ではパーソナルな自己表現の手段として定着しつつあります。
その分野もバラエティに富んでおり、自分史や家族史、研究成果、句集や歌集、写真集や絵本など、あらゆるジャンルの本が自費出版として制作されています。

そもそも出版(印刷)は自費出版から始まった、というと意外に思われるかも知れません。
しかし、初の印刷物といわれるグーテンベルグの『四十二行聖書』は、当時の立派な家が八軒も建てられるほどの借金をして作ったといわれており、印刷の元祖であると同時に自費出版の元祖であるともいえます。

たまには、そんな自費出版の歴史に思いを馳せてみられてはいかがでしょうか。

 

3月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  3月3日(金) 9:00~18:00 ※終了しました

②  3月4日(土) 9:00~18:00 ※終了しました

③  3月18日(土) 9:00~18:00

④  3月22日(水) 9:00~18:00

 

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

ポリネシアを描いた映画と本

3月10日から、ディズニー映画『モアナと伝説の海』が公開されます。

南太平洋に伝わる伝説を基に、海と強い絆で結ばれたヒロインの大冒険を描くアニメーションです。

ディズニー公式サイトはこちら

 

青い空、エメラルド色の海、白い砂浜 ― 物語の舞台となるポリネシアの美しい自然が生き生きと描かれています。
既に公開されている海外では好評のようで、日本でも1週間後に控えた公開を心待ちにされている方も多いことでしょう。

この映画の舞台になったポリネシアに「サモア」という国があるのをご存知でしょうか。
ニュージーランドから北西へおよそ3,000㎞、南太平洋に浮かぶ小さな国です。

弊社の出版物に、このサモアでの滞在を記した作品があります。

 

 

 

 

 

『すてきなサモア便り八十八話』

 著者:室 達朗  室 展子

※本書はAmazonで販売されています。

 

この本はご夫婦での共著になります。
お二人はサモアの首都アピアにJICAのシニアボランティアとして派遣され、2年間サモアに滞在されました。
サモア滞在中の出来事や思い、考察など88話が綴られています。

お話のジャンルは歴史や文化から経済まで多岐に渡ります。
著者が現地で電力関係に従事されたこともあって、エネルギー事情にも触れられています。

また、奥様の筆による、現地で目にした自然や文化の水彩画も掲載されています。

『宝島』作者のロバート・ルイス・スティーヴンソンが絶賛し「地上最後の楽園」と呼ばれるサモアの「今」を、体験者の生の声で紹介する、数少ない本です。
映画鑑賞の前にご覧になられてはいかがでしょうか。

『すてきなサモア便り八十八話』ご注文はこちら(Amazon)

 

3月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  3月3日(金) 9:00~18:00

②  3月4日(土) 9:00~18:00

③  3月18日(土) 9:00~18:00

④  3月22日(水) 9:00~18:00

 

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。