ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

2017年1月

ISBNコードのお話

ISBNは「International Standard Book Number」の略称です。
世界中で発行される書籍の、発行国、出版社名、タイトルなど、その本の情報を記録する「本の戸籍」のようなもので、日本では国際標準図書番号と呼ばれます。
日本では1981年からISBNを運営する国際団体に加盟し、出版物へのISBNの記載を推進しています。
その後2007年に表示方法が改められ、現在では13桁の数字でその本固有の番号を示します。
その表記ルールは次のように定められています。

①フラグ-②国記号-③出版者記号-④書名記号-⑤チェックデジット

北斗書房で発行する場合は、

「978-4-89467-AAA-B」

となります。

①フラグの(978)は書籍出版業を、次の②国記号(4)は日本を表します。
③出版社記号(89467)は北斗書房固有の番号で、ここまでは当社で発行するISBNコードは共通になります。
④書名記号(AAA)が書籍固有の番号で、最後の⑤チェックデジット(B)は前列の計算によって導き出されるチェック用の数字になります。

また、書店で販売される本の場合は、ISBNにその本のカテゴリーを表すCコードと本体価格を加えた「日本図書コード」が表示されます。ISBNコードと日本図書コードを合わせて書籍JANコードと呼ばれ、バーコードと共に書籍に指定位置に表示されます。

日本図書コードは書店やアマゾンで販売する場合には必須になりますが、販売を目的としない、いわゆる私家版の書籍には必ずしも必要ではありません。
ただISBNコードは、私家版であってもお付けになることをお奨めします。

冒頭で述べましたように、ISBNコードには「本の戸籍」という意味合いがあります。
ISBNコードを付けることにより、その書籍は正式に日本で発行されたものとして登録され、国会図書館に保存されます。
自分の作品が国内の正式な出版物として国会図書館に保存され、出版物のデータベースにも登録されます。

その本が日本国内で発行された本であることを公的に証明するわけですから、これは本にとって大きな意味を持つと、私共は考えています。

ISBNコードは、書店流通をしない自費出版や、ごく親しい方に配る30冊だけの私家版であっても取得できます。
北斗書房では、自社で制作した自費出版作品には、無償でこの「ISBNコード」をお付けしております。

どうぞお気軽にご相談ください。

2月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:
2月4日(土) 9:00~18:00
2月15日(水) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

2月度自費出版相談会のお知らせ

次の通り、2月度の自費出版相談会を開催します。
予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日  時

2月4日(土) 9:00~18:00

2月15日(水) 9:00~18:00

 

会  場

北斗書房

(株式会社 北斗プリント社内)

※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。

お申込み方法

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

当社の特徴

専門の「自費出版アドバイザー」が対応いたします

「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。
北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しております。
原稿作成から装丁まで、懇切丁寧なご提案をさせて頂きます。
どうぞお気軽にご相談下さい。

 

60年の歴史「本づくり」の専門会社です

1975年頃の当社

永年積み重ねてきた本づくりのノウハウにより、作品の内容にふさわしいレイアウトや装丁などを、その用途やご予算に応じて総合的にご提案することが出来ます。
また、英語をはじめとする外国語や、難易度の高い数式・化学式も対応が可能です。
長年大学様の学術書論文集や研究報告書の制作で培ったノウハウは、お客様の自費出版作品を、読みやすく、また見た目にも美しい仕上がりでご提供します。

大学様との長年にわたるお取引がございます

創業当初より京都市内のほとんどの大学様とお取引をさせて頂き、学術論文集や研究報告書をはじめとするお仕事をさせて頂くなかで、本づくりのノウハウを蓄積して参りました。
丁寧な仕事の進め方を評価して下さる多くのお客様と、長年にわたるお付き合いをさせて頂いております。

全工程社内制作です

北斗書房の母体である「株式会社 北斗プリント社」は印刷会社であることから、編集から印刷・製本まで自社内で対応致します。
全ての工程において、専属スタッフが制作に取り組み、品質に目の行き届いた「ものづくり」により、お客様にご満足頂ける本をお作り致します。

第20回日本自費出版文化賞のご案内

出版文化の重要な担い手である自費出版物の中にも、学術的・文化的に大変貴重な、素晴らしい本が多数ありますが、一般的な商業出版物と比較して、日の目を見る機会が極めて少ないのが、残念ながら現状です。

日本自費出版文化賞は、こうした自費出版物に光を当て、自費出版文化の再評価・活性化を促進することを目的として、NPO法人日本自費出版ネットワーク(代表理事:中山千夏氏)が1997年に創設し、1998年に第1回を開催しました。自費出版文化賞は今年で第20回を数えます。
毎年約700点の作品応募があり、大賞・部門賞(7部門)・特別賞(各部門1点)が選ばれます。

北斗書房も自費出版ネットワークの会員企業として、当社で制作させていただいた作品から何点かを選抜し応募しております。

自費出版作品が人の目に触れ、客観的な評価を受けることができる数少ない機会です。
発表から10年以内の自費出版作品であれば、どなたでも応募することができます。
応募用紙は北斗書房にもございますので、お気軽にお尋ねください。

第20回日本自費出版文化賞募集ぺージ
(NPO法人日本自費出版ネットワーク)

http://www.jsjapan.net/jssyoentry.html

1月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:
1月7日(土) 9:00~18:00 ※終了しました
1月18日(水) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

自費出版と紙

本も印刷物である以上、どのような紙に印刷するかによって、その仕上がりイメージは大きく変わってきます。
また、カラー印刷かモノクロ印刷か、文字が主体の読み物か写真や絵が主体なのかといった、本の仕様や内容によって適切な紙が異なります。
自費出版の場合も例外ではありません。
今回は、色々な紙の種類をご紹介し、多種多様な自費出版に応じた適切な紙をご案内します。

1.上質紙

一般的に良く目にする紙で、身近なところではコピー用紙を想像していただければ良いでしょう。
紙の色は白色で、光の反射も少なく比較的低コストであることから、学術書や報告書、文芸結社の機関紙などに広く用いられます。
ただし、カラー印刷にはあまり適しません。

2.書籍用紙

薄いクリーム色の紙で、文庫本の殆どがこの紙に印刷されています。
手触りは上質紙に似ていますが、薄いクローム色に着色されているために光の反射が少ないという特徴があります。
そのため、小説のような文字が主体の本に適しています。
 

3.コート紙、マットコート紙

表面に顔料が塗工してある紙です。上質紙や書籍用紙と比べて表面は滑らかで、見た目光沢があるものはコート紙、ツヤ消し加工されているものはマットコート紙と呼ばれます。
インクの発色が良いため、写真集や画集など色の再現性を求める場合に適しています。

1冊の本で何種類かの紙を使い分ける場合もあります。
例えば雑誌ですと、カラー印刷の表紙やグラビアページはコート紙が用いられ、文字が主体のモノクロページには上質紙系の紙が用いられます。
もちろん何事にも例外はあり、カラーページだけどシックに仕上げたい場合に、あえて上質紙や書籍用紙にカラー印刷する場合もあります。

このあたりのご相談も、自社に印刷設備を持つ北斗書房におまかせください。
印刷に詳しい担当者がご相談をうけたまわります、どうぞお気軽にご相談ください。

 

1月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」・「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:
1月7日(土) 9:00~18:00 ※終了しました
1月18日(水) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

明けましておめでとうございます

本ブログをご覧いただいております皆様へ

謹んで新年のお慶びを申し上げます

古来より酉は「取る」に通じるといわれており 酉の市の熊手のごとく財福を取り込む縁起物の象徴とされております

皆様におかれましても 2017年が良き一年になりますよう お祈り申し上げます

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

  2017年1月1日

北斗書房 相生 隆久 拝

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