ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

色々な自分史

自費出版のある風景-ラジオで放送されました

前回のブログでご紹介しましたとおり、8月27日(月)放送の、KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオに、『リーダーのためのアウトドア活動論序説』著者の坂下泰幸様が電話取材で出演されました。

 坂下様は、学生時代から京都YMCAの野外活動グループでリーダーを務められ、現在も週末を中心に子どもたちのアウトドア活動を支えておられます。
この他にも、京都市ユースサービス協会などでアウトドア活動に関わり、リーダートレーナーとしての経験を積み重ねてこられました。

しかし、アウトドア活動の団体同士の交流が少ないことから、団体の枠を超えて「アウトドアとは何か」について、語り合うきっかけになれば、という想いから、本書の出版を決意されたとの事でした。

電話取材のなかで「メンバーの気づきと成長を促すことがリーダーの役目」と、おっしゃられていたのが、とても印象に残りました。

アウトドアのハウツー本はたくさん出ていますが、リーダー育成という観点で記されたものは、決して多くはありません。
この本では、企画の大切さや安全への配慮、グループリーダーのあり方などが、章毎に詳しく解説されています。

本書は、京都YMCAウェルネスセンターから購入いただけます。
下記お電話番号までお問い合わせください。
TEL:075-255-4709

リーダーのためのアウトドア活動論序説

著者 坂下 泰幸
ISBNコード978-4-89467-350-2

価格 864円(税込)

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2018年9月度自費出版相談会のお知らせ

これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。

自費出版のある風景-号外:ラジオ取材のご案内

弊社より刊行しました『リーダーのためのアウトドア活動論序説』について、著者の坂下泰幸様がラジオ番組の取材を受けられることになりました。

坂下様は、京都YMCAや京都市ユースサービス協会などでアウトドア活動に関わり、リーダートレーナーとしての豊富な経験を積み重ねてこられました。
その経験を次世代に伝えるべく、アウトドア活動のリーダーを目指す方に向けた入門書として本書を執筆されました。

このたび、KBS京都のラジオ番組「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ(毎週月~金曜日6:30~10:00放送)」で、生放送中に電話取材を受けられることになりました。
放送日時は、8月27日(月)の午前7:15頃からの予定です。

月曜日の早朝ですが、執筆にまつわる想いやエピソードなど、是非ご拝聴ください。

リーダーのためのアウトドア活動論序説

著者 坂下 泰幸
ISBNコード978-4-89467-350-2

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自費出版のある風景:自費出版、書店に並ぶ。

弊社から刊行された小説「メイ アイ チェンジ」シリーズは、すでにこのブログでも「自費出版のある風景:小説 ― 物語を綴る楽しさ」で紹介させていただきました。

このシリーズは、現在も大垣書店二条駅店様で販売されています。
店頭に並んでから既に1年以上たちますが、今でも棚にディスプレイされています。

これだけの期間、しかもポップ付きで自費出版本が陳列されることは珍しいケースです。

さぞかしご苦労もあったことと著者の比企様にお尋ねしたところ「相談のために本を持ち込んだら、案外すんなりと置いてもらえました」とのこと。

自費出版本を売ること、特に商業ベースで本が売れることは、現実的には相当厳しいものであることは間違いありません。
残念ながら市場で自費出版本に光が当たることは極めて稀なことです。

今回のケースは、内容や装丁もさることながら、著者である比企様自身が持ち込まれたことが大きいと考えています。
ある意味、これが自費出版を書店に置くための王道であるともいえます。

「最初は名刺代わりのつもりだったんですが…」とおっしゃる比企様、実は第3作目を鋭意制作中です。
この新作も、きっと書棚を飾る1冊になる事でしょう。

 

メイ アイ チェンジ

著者 比企 一晃
ISBNコード978-4-89467-331-1

価格 1,620円(税込)

メイ アイ チェンジ IF3

著者 比企 一晃
ISBNコード978-4-89467-344-1

価格 1,620円(税込)

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小説と自分史

小説を分類する際に「フィクション」と「ノンフィクション」に分けられる場合があります。
フィクションとは作者の想像力によって作り上げられた架空の物語を指し、ノンフィクションは史実や記録に基づいた作品を指します。
作品の多くはフィクションにあたるといえますが、そこに作者の人生経験が全く反映されない訳ではありません。

弊社からも、何点かの小説が刊行されていますが、それらの作品には、幼少期の原風景や職業人として体験し乗り越えた困難のような、何かしらの人生経験が反映されています。

 

北灘 葵 遺作集  海の懐

著者 北灘 葵
ISBNコード978-4-89467-281-9

非売品

突如襲った末期がんの宣告により死期が迫るなか、病床で筆を執り書き上げた遺作2本を掲載しています。
著者の故郷である瀬戸内海に面した港町の出来事や情景を、そこに住む少年の眼で観たものとして描かれています。

 

メイ アイ チェンジ

著者 比企 一晃
ISBNコード978-4-89467-331-1

価格 1,620円(税込)

メイ アイ チェンジ IF3

著者 比企 一晃
ISBNコード978-4-89467-344-1

価格 1,620円(税込)

椹木メイと水城アイという二人のオリジナルキャラクターが活躍する医療系エンターテイメントのシリーズ作ですが、そこに綴られたエピソードは、現役医師でもある著者が実際に体験した出来事や研究がモデルになっています。

 いずれの作品にも、作者の人生経験が反映され、物語を形づくる下地になっています。
ある作家の言葉ですが「作者の人生経験が少しでも反映された作品が自伝となるなら、全ての作家の全ての作品が自伝ということになってしまう」とありました。
あらゆる表現方法で自分史をつくることができると言い換えることもできます。

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2018年7月度自費出版相談会のお知らせ

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「想いを綴る」写真を募集します!

北斗書房では、自費出版相談会の告知ポスターに使用する写真を募集しています。
テーマは「想いを綴る」
採用された作品は弊社自費出版相談会ポスターや弊社ホームページに掲載いたします。
また、ご応募作品をパネル加工して進呈いたします。

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自費出版のある風景:紀行文 ― 思い出をカタチに

「紀行文」という本のジャンルがあります。

旅の道中で体験したことを書き記した分のことで、「旅日記」「道中記」とも呼ばれています。
このジャンルが文学に登場するのは意外と古く、国内では紀貫之が土佐国(とさのくに)から京に帰る旅路を綴った『土佐日記』が最も古いといわれています。

紀行文は、時系列に順を追って綴るのが一般的ですが、特に決まりがある訳ではありません。
旅の終着点から書き出しても良いし、エッセイ的な構成にすることもできます。
もっといえば、俳句や詩で表現することも、絵や写真で表現することも出来ます。
その意味では、自費出版のなかでも表現方法に幅のあるジャンルといえます。

ともすれば、旅程の記録が主体になりがちな紀行文ですが、体験した出来事やその時の心情を中心にまとめると、ひと味違う仕上りになります。
その人にしか書けない、他では聞けない、そんなことが記された紀行文は、きっと唯一無二の貴重な1冊になる事でしょう

今回ご紹介するふたつの作品も、そんな稀有な体験や旅の記録が記されています。

 

すてきなサモア便り八十八話

 室 達朗・展子 共著
ISBN978-4-89467-255-0
A5判 ソフトカバー

価格 2,000円+税

南太平洋に浮かぶ小さな国のサモアで、シニアボランティアとして電力工事に携わり、首都アピアに2年間滞在されたご夫婦によるサモア滞在記です。

「地上最後の楽園」と云われるサモアの歴史、政治、経済、気候、言語、電力事情など、88話のテーマが、ご主人の写真と奥様の水彩画、共著によるエッセイで記されています。

国内でも数少ない、サモアの現在と日常が分かる1冊です。

 

草原の国からモンゴルの990日

 森川 郁子 著
ISBN978-4-89467-257-4
A5判 ソフトカバー

価格 2,000円+税

ユーラシア大陸内陸部に位置する国、モンゴル。

そのモンゴルで、縁あって2年9か月に渡り滞在することになった著者による手記です。

モンゴルの言葉や文化や風習について、著者自身がモンゴル語や馬頭琴を学んだ体験やその時の心情などを交えて詳しく記されており、読む人をモンゴルの大草原にいざないます。

記憶は時間と共に薄らいでいきます、旅の記憶もまたしかり。
紀行文は、その時の情景も感情も記録というカタチで残すことができます。

ひょっとしたら、その紀行文を片手にあらたに旅立つ方がおられるかもしれませんね。

 

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紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
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2018年2月度自費出版相談会のお知らせ

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自費出版のある風景:自分史 ― 家族へのメッセージ

子供や孫に向けて、自身の半生を振りかえり1冊の本にまとめる。
いわゆる「自分史」は、自費出版のなかでも最も多いジャンルになります。
弊社でお受けする自費出版でも、自分史のご相談を受けることが多いです。

自分史というからには、ご本人が原稿をまとめられるケースがほとんどですが、最近ではご両親へのプレゼントとして、お子様主導で編集されることも増えてきました。
その場合は、古稀や喜寿、あるいは金婚式など、節目のお祝いでプレゼントされます。

弊社でも、お父様に自分史をプレゼントされた方がおられました。
もちろん、本人に確認しないと書けないことはたくさんあるので、原稿まとめる過程で、親子で話をする機会を何度も持つことになります。
おそらく、予想以上に長く語り合う時間を持たれたことでしょう。
人生観や仕事観、家族への想いなど、様々な話をするなかで親子の絆がより深まります。

こうして完成した自分史は、世界でただ1冊の家族のためだけにつくられた本として、お祝いの席でお披露目されることとなります。
読んでみると、本づくりのために親子で語り合ったあれこれが思い出されます。
完成した自分史もそうですが、完成に至るプロセスも家族にとって大切な思い出となることでしょう。

「今まで聞いたこともない若い頃の出来事や想いを知って、父親に対するイメージが変わった。これからも父親と話す時間を大切にしようと思う」と嬉しそうに話されていたのが印象的でした。

このような自分史の場合、読み手を家族と想定していることから、必要な冊数は10~30冊位のなることが多いです。
弊社では高性能のオンデマンド機(業務用プリンター)を設備として導入しておりますので、少部数の印刷にも対応しております。

もちろん、どのように原稿をまとめるのか、企画段階からご相談に乗りますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

9月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  9月1日(金)/画集・写真集 終了しました

②  9月9日(土)/句歌集・エッセイ 終了しました

③  9月20日(水)/画集・写真集 終了しました

④  9月30日(土)/句歌集・エッセイ

お問い合わせフォーム、またはお電話にてお申し込みください。

電話 075-791-6125

画集/写真集制作のコツ

 水彩画や油絵、イラストを趣味とされる方、あるいは写真を趣味とされる方にとって、自分の作品を1冊の本にまとめることは、単なる記録という意味にはとどまりません。

作品集としてまとめる過程で、表現者としての成長と足跡が確認できますので、作品完成時とはまた違った視点で作品を評価することができます。

また、作品集というカタチにすることで、自身の創作活動を発表する機会にもなります。

 

仕様設計は大切です

画集/写真集の制作にあたっては、紙面上でいかに作品を見せるかがポイントになります。

この点が、文字が主体の読み物とは大きく異なります。

掲載作品をより大きく見せたいことから、本の大きさはA4判やB4判など、文字ものよりも大きな判型が主流になります。

ただし、掲載する作品が必ずしも縦長とは限りませんので、例えば横長の作品を縦長の紙面にレイアウトすると、どうしても上下に大きな余白が生じてしまいます。

そういった余白の大きさが気になる場合は、本そのものの大きさを変えるのもひとつの方法です。

弊社で良くご提案させていただくのは、正方形の本です。

正方形にしますと、縦長・横長どちらの写真であっても、レイアウトした際の余白が比較的目立ちにくくなります。

少し紙にムダが生じますが、見た目収まりの良い本に仕上げることができます。

 

画集/写真集で自分史をつくる

絵画や写真の自費出版といえば作品集がまず思い浮かびますが、絵や写真にそれを補足する文章を加えて自分史としてまとめるとまた面白い仕上がりになります。

昔の写真に補足するコメントを加えることで、文章だけで伝えるのとはまた違った説得力を持ちます。

このスタイルは滞在記や体験記など、時間や空間をやや限定した自分史に適しています。

 

例として、弊社から刊行した2作品をご紹介します。

 

『愛しの太秦 ヤッソの幼き日』

昨年末に刊行し、先日原画展のご紹介をさせていただいた画集です。

幼い頃過ごした昔の太秦の姿を後の世代に伝えたいという想いで制作されました。

作者が子供のころ経験したお祭りや日常の風景を絵にして、当時の目線で記された短文で構成されており、作者の少年時代を切り取った自分史に仕上がっています。

 

『不思議なサモア便り 八十八話』

この本はご夫婦での共著による滞在記です。
JICAのシニアボランティアとしてサモアの首都アピアに派遣された2年間の出来事や思い、考察などの88話が綴られています。
また、奥様の筆による水彩画も掲載されており、サモアの美しい自然や生き物、人々の日常が生き生きと描かれています。

 

 

 

弊社では、画集/写真集の仕様設計について、構想中の段階からご相談を承っております。

どうぞお気軽にご相談ください。

6月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

 ①  6月2日(金) 9:00~18:00

 ②  6月3日(土) 9:00~18:00

 ③  6月14日(水) 9:00~18:00

 ④  6月24日(土) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

 

自分史いろいろ ― その5 画集/写真集/絵日記として

水彩画や油絵、イラストを趣味とされる方、あるいは写真を趣味とされる方は、画集や写真集、あるいは絵日記として自分史をまとめるのもひとつの方法です。
画や写真には、文章とはまた違った伝達力があります。
たとえ文章で伝えきれないことでも、1枚の絵や写真が雄弁に物語ることがあります。

幼少期の故郷の風景や日常の一コマを絵や写真にして、本文の挿し絵的に用いるのも良いでしょうし、もっと思い切って、画集や写真集のような作り方にすることもできます。
このスタイルは滞在記や体験記など、時間や空間をやや限定した自分史に適しています。

画集や写真集的な自分史づくりをお考えの場合は、本の大きさに工夫が必要です。
A5判やB6判など、自分史でよく用いられる本の大きさでは図版の扱いも小さくなってしまいます。
挿し絵としての扱いならそれでも良いのかもしれませんが、絵や写真を主役にするのなら、せっかくの作品が少々勿体ないように思います。
とはいえ、本を大きくすると文章を読む本としては大きすぎて読みづらい本になります。
また本が大きくなると、印刷代や用紙代などの費用も増えます。

大きさとは別に「いかに絵や写真をレイアウトするのか」という問題もあります。
通常、本は縦に長い長方形なのですが、掲載する絵や写真が必ず縦長とは限りません。
そこに横長の写真を目いっぱい入れても、上下に大きな余白が生じてしまいます。

このあたりは、ご希望の完成イメージとご予算との兼ね合いになります。
出版社と相談しながらお決めになることをお勧めします。

北斗書房では、この様な場合「正方形の本」をお勧めしています。
正方形にしますと、縦横どちらの図版をレイアウトしても、それほど余白が目立たなくなります。
少し紙にムダが生じますが、収まりの良い本に仕上げることができます。
大きさは、大きさと持ちやすさのバランスを考慮すると、18センチ位がおすすめです。

写真の本は自分史ではありませんが、水彩画とエッセイをまとめた本です。

『続 慈眼洞画文帳』 本の紹介はこちら
http://www.hokutoshobo.jp/book/genre/others/989/

本のタイトルの通り「画文帳」の名にふさわしい本です。
この本も、18センチ四方の正方形にすることで、絵も文章もバランス良く収めることができました。
これもまた、特技を活かした自分史のひとつです。

自分史いろいろ ― その4 日記のススメ

日本の文学には「日記文学」というジャンルがあります。
著名なところでは、永井荷風の「断腸亭日乗」や菅原孝標女の「更級日記」をはじめ、たくさんの作品があります。

もう少し身近な例ですと、戦争を体験された方が当時の陣中日記を書籍化したものや、海外赴任中の日記などもこれに当たります。
日々の出来事や行動、その時々の思いとその変遷は、まさにその人の歴史であるといえます。

自分史づくりでは、日記があると資料収集などの下準備が大変はかどります。
当時の出来事や思いが自分自身の言葉で記されている、重要な資料となるからです。
しっかりした年表と日記があれば、自分史の骨組みは8割方出来たといえるでしょう。

本来はここから原稿を書き出す訳ですが、せっかく長年書き溜めた日記ですから、日記として自分史に仕上げるものひとつの方法です。

日記は書き出しに大きな特徴があります。
「○年○月○日 晴」という具合に、年月日や天候が文頭に入ることです。
これは日記の特徴的なフォーマットで、これが入るだけで日記に見えてしまいます。

このフォーマットを自分史にも踏襲します。
文頭に日付や天候が入ることで文章から生まれるイメージがより具体的になります。
これは、読み手を文章に引き込むことにもつながります。

ひとつ注意点としては、日記に登場する人物のプライバシーへの配慮です。
ほとんどの場合、日記は他人に読ませることを想定して書かれていません。
そのため、あまり意識せずに自分以外の人のことを赤裸々に書いてしまっているかもしれません。
思いがけずトラブルになる恐れもありますので、日記を今一度読み返すことをお勧めします。

日記帳に書くという昔ながらの日記の他にも、最近では、ブログやWeb日記のようにインターネット上のサービスを利用する、スマートフォンのアプリを使用するなど、日記の書き方も選択肢がたくさんあります。

日記を通じて過去から今につながる自分を見直すことができます。
自分史にまとめるかどうかは別にして、今からでも日記にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

自分史いろいろ ― その3 詩歌(短歌、俳句、詩)で綴る

自分史といえば自分の人生の歩みを纏めたもの、人生のある一部に焦点をあてて詳述したものですが、それは必ずしも文章で表現されるとは限りません。
例えば自分の趣味を生かした詩歌(短歌、俳句、詩)で綴る自分史もあります。

31文字の短歌、17文字の俳句、または詩歌やポエム。
限られた字数で、そこに無限の世界を表現します。
いずれもその時心を動かされたことを短い言葉にまとめます。

作られた詩歌を、時代を追って眺めてみると、その時々何に心が動かされたのかが見て取れます。
また、吟行に出向いた地の思い出も蘇ることでしょう。
昔に詠んだ歌を読み返すと、当時の様子や気持ちが鮮やかに蘇ります。
写真やビデオとは、また違った面白さがあります。

実際に私共でもお作りした自分史は、娘さんを授かるまでの苦労や、子育ての喜びを詩で書き記し、ご家族に寄せる想いを66篇の詩集にまとめられました。
著者の女性曰く「主人との馴れ初めから結婚、娘を授かるまでの自身の半生を自分史に記録する気持ちで詩にまとめました。家族に向けて作りましたが、特に娘に想いがうまく伝われば良いなと思います」
詩歌で自分の歴史を語り、次代にメッセージを伝える、これもまた立派な自分史です。

詩歌で自分史を表現するとなると、やはり時間の経過にそって作品を並べるのが良いでしょう。
章立ては「年号/西暦毎」が主流ですが、これまでの半生を大きく数個に分けて「春夏秋冬」や「○○時代」などに分けることもできます。
章のタイトルも詩歌集らしく、花の名前や色の和名などにするのもひとつのアイデアです。

詩歌で綴る自分史は、詩歌を嗜まれた方だけにできる、特技を活かした自分史といえるでしょう。