ブログ|京都 下鴨 洛北の出版社「自費出版の北斗書房」

原稿の書き方

エッセイの起源を調べてみる―随筆との違い

今日、エッセイと呼ばれる作品が巷にあふれています。
書店には必ずエッセイコーナーがあり、作家、文化人、芸能人など数多くの作家の手によるエッセイ本が書架に並んでいます。
一方、随筆と呼ばれる作品もあります。
エッセイと随筆は似たものとされ「エッセイ=随筆」と捉えられることも多いのですが、厳密にいうと多少ニュアンスの違いがあります。

試みるのがエッセイ

エッセイは、実は日本と欧米を中心とした海外で、そのニュアンスが大きく異なります。
日本では、自身の体験・経験に基づき、ここから生じた書き手の心の動きを自由に書いたものをエッセイと呼びます。
辞書によれば「文学の一ジャンル。自由な形式で書かれ、見聞、経験、感想などを気のむくままに書き記した文章。(精選版 日本国語大辞典より抜粋)」とあります。
私たちが巷で目にするエッセイもこれに近いものが多いのではないでしょうか。
一方、ヨーロッパやアメリカでは、持論の発表を目的とした文章と捉えられています。
自分の意見を展開して説得し、読み手に納得させるためのもので、どちらかというと小論文のような意味合いが強いといえます。
エッセイという言葉の起源は、十六世紀に出版されたモンテーニュの著書『エセー』(Essais:随想録)にあると言われています。 エセーは「試み」という意味で、その内容は自分自身の経験や古典の引用を元にした考察と共に、自身の内面が語られています。

徒然なるままに…

一方随筆は、書き手の体験や出来事から得た情報を元に、事実や状況をまとめた文章です。
日本では昔から親しまれているジャンルで、数多くの作品があります。
歴史に残る最古の随筆は、平安時代初期に書かれた、清少納言の「枕草子」とされています。
女性らしい独特の細やかな視点で貴族の日常生活が綴られています。
その後も鴨長明「方丈記」、吉田兼好「徒然草」、本居宣長「玉勝間」に代表される随筆が記されています。
徒然草の有名な冒頭「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば」は、まさに「随筆」の定義そのものといえます。

このように、似たものと捉えられているエッセイと随筆には、意外な違いがあります。
とはいえ、すでに日本では随筆的な意味合いのエッセイがすでに定着しています。
この現状を踏まえて、北斗書房でも日本式の意味でエッセイという言葉を使っております。
心のおもむくままに、自由に、日本式のエッセイを「試して」みられてはいかがでしょうか。

北斗書房からのお知らせ
(くわしくはタイトルをクリックしてください)

新ニュースレター「想いのカタチ」無料配布のご案内

自費出版に関するお役立ち情報をご提供するフリーペーパーです。
無料で定期配布しております。

自費出版のご質問にお答えします

紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。

2019年6月度自費出版相談会のお知らせ

これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。

図書館へ行こう!

調べ物は図書館で

研究書や自分史、随筆などのジャンルを問わず、自費出版の執筆にあたっては、様々な調べ物をする機会が増えます。
インターネットで手軽に調べることも出来ますが、その情報の根拠を確認できない場合も多く、情報の信憑性にはやはり不安が残ります。
調べ物は「一次情報を根拠にする」のが原則で、その意味で図書館が一次情報の宝庫といえます。
インターネットで資料になる本を調べてから図書館で探すと、効率がよいでしょう。
本自体を借りなくても、著作権法の許す範囲で必要部分を資料としてコピーすることも出来ます。
また、いろいろな理由で図書館に足を運ぶことができない方には、Web上でコピーを受け付けるサービスもあります(有料)。
詳しくは最寄りの図書館にお尋ねください。

国会図書館とは

地域の図書館や学校・大学の図書館と異なり、国会図書館は日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する事を目的としています。
そのため、他の図書館のような貸し出しは行われておらず、館内での閲覧または著作権法の範囲でのコピー(有料:Web申し込みも含む)に限られます。
このように、一般的な利用には制限がありますが、国会図書館の大きな役割は、国内出版物の収集と保存にあります。
国立国会図書館法では、官庁・出版社・企業・学術団体・研究機関等による国内出版物は全て国会図書館に納本することが義務付けられています。
こうして集められた出版物は、保管に適した環境の書庫に無期限で分類保存されます。
また、国立国会図書館が作成する国内図書の総目録『日本全国書誌』に収録されます。
保存された出版物は、インターネットを通じて「国立国会図書館サーチ」で検索することができます。

・「国立国会図書館サーチ」 http://iss.ndl.go.jp/

実際に、弊社から刊行した『愛しの太秦 ヤッソの幼き日』を検索してみました。
PCでは、このように表示され、誌名、著者名、発行年月、出版社名などが表示されます。

国立国会図書館サーチ

 

納本と寄贈の違い

法律で定められた国立国会図書館以外の、地域の図書館などについては、納本の義務はありません。
実際に最寄りの図書館などに「寄贈」を申し入れることが一般的です。
寄贈を受け付けてもらえるかどうかは、それぞれの図書館によって異なりますが、例えば郷土史や研究書のようなその地域に関連したものは、受け入れてもらいやすい傾向にあります。
それ以外の出版物は、本の内容や体裁など判断されることが多いようです。
しかし、分野を問わず贈呈を歓迎している図書館もありますので、まずは最寄りの図書館に足を運ばれることをお勧めします。
自分が記した本に、光を当てることができるかもしれません。
京都市が運営する図書館は、下記の公式サイトで確認することができます。
資料集めや寄贈以来以外にも、新しい本との出会いがあるかもしれませんよ。

・「おこしやす 京都市図書館」 https://www2.kyotocitylib.jp/

実際に、弊社から刊行した『愛しの太秦 ヤッソの幼き日』を検索してみました。
PCでは、このように表示され、誌名、著者名、発行年月、出版社名などが表示されます。

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「想いを綴る」写真を募集します!

写真募集

新ニュースレター「想いのカタチ」無料配布のご案内

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自費出版のご質問にお答えします

紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
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2018年12月度自費出版相談会のお知らせ

これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。

自費出版のある風景:著作集 ~著作で自分史を綴る~

「こんな原稿から自分史が作れますか?」

そう言って川村様が弊社を訪ねてこられたのは、2017年の5月末頃でした。

お医者様でもある川村様は、医学生時代の文集に始まり、現在に至るまで学会誌や病院の会報などに、多数投稿してこられました。

そのなかから選りすぐって43編、時系列に並び替えて、投稿誌の種類毎にまとめることになりました。

多感な学生時代の情熱にあふれる評論、医師となって家庭を持ち日々多忙ななかで書かれた旅行記や書評、現役を退きおだやかに思索を重ねて書く随筆。

文章にはその時の経験や思いが少なからず反映されます。
その変化はまさに、人生の足跡といえるでしょう。

いざ自分史をまとめようと思い立っても、あらためて何を書いたら良いのか分からない。

そんな方にお勧めの方法です。

私の作文集 ― 自分史に代えて ―

川村 壽一 著
ISBN978-4-89467-342-7
A5判 ソフトカバー 
非売品


 

12月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  12月2日(土)/画集・写真集 終了しました

②  12月6日(水)/句歌集・エッセイ 終了しました

③  12月16日(土)/画集・写真集

④  12月19日(火)/句歌集・エッセイ

自費出版のある風景:エッセイ集 ― つれづれなるままに

エッセイ集というジャンルの本があります。
日々生活をするなかで見たり感じたりしたことを、自由な形で文章にまとめたものです。
心の中に浮かぶあれこれを文章にする、思うことを自由に書く…
エッセイを書く楽しさはそんなところにあると思います。
その意味では、古典として有名な「徒然草」や「枕草子」もエッセイといえるでしょう。 

「エッセイ集を作りたいのですが…」と田中様が北斗書房を訪ねてこられたのは、新緑鮮やかな5月の末でした。
ご夫婦で湯豆腐屋さんを営むかたわら、新聞の読者欄に投稿するのが日課になりました。
7年前にお店を畳まれてからもこの日課は続き、気が付けば掲載記事はクリアファイル2冊にもなりました。
当初は、このまま保管しようとお考えでしたが「やっぱり自分の生きた証をカタチにしたい」と、弊社にお問い合わせをいただきました。 

記事1本を1ページに収め、掲載誌毎に時系列に並べ直して、80ページ余りの冊子にまとまりました。
ご主人やお孫さんの手による挿し絵が花を添える、心温まる1冊になりました。
きっとご家族みんなでご覧になって、昔話に花が咲いたことでしょう。

手ぬぐい坊主
田中典子エッセイ集

978-4-89467-338-0

A5判 84ページ 非売品

このように、新たに原稿を書き起こさなくてもエッセイ集をつくることはできます。
新聞投稿に限らず、例えばSNSに書き溜めた文章でつくることもできます。

いちど身の回りを振り返ってみてはいかがでしょうか。
思いもかけないところに、エッセイ集の素材が見つかるかもしれませんよ。

10月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  10月5日(木)/画集・写真集 終了しました

②  10月14日(土)/句歌集・エッセイ

③  10月18日(水)/画集・写真集

④  10月28日(土)/句歌集・エッセイ

お問い合わせフォーム、またはお電話にてお申し込みください。

電話 075-791-6125

自費出版のある風景:自分史 ― 家族へのメッセージ

子供や孫に向けて、自身の半生を振りかえり1冊の本にまとめる。
いわゆる「自分史」は、自費出版のなかでも最も多いジャンルになります。
弊社でお受けする自費出版でも、自分史のご相談を受けることが多いです。

自分史というからには、ご本人が原稿をまとめられるケースがほとんどですが、最近ではご両親へのプレゼントとして、お子様主導で編集されることも増えてきました。
その場合は、古稀や喜寿、あるいは金婚式など、節目のお祝いでプレゼントされます。

弊社でも、お父様に自分史をプレゼントされた方がおられました。
もちろん、本人に確認しないと書けないことはたくさんあるので、原稿まとめる過程で、親子で話をする機会を何度も持つことになります。
おそらく、予想以上に長く語り合う時間を持たれたことでしょう。
人生観や仕事観、家族への想いなど、様々な話をするなかで親子の絆がより深まります。

こうして完成した自分史は、世界でただ1冊の家族のためだけにつくられた本として、お祝いの席でお披露目されることとなります。
読んでみると、本づくりのために親子で語り合ったあれこれが思い出されます。
完成した自分史もそうですが、完成に至るプロセスも家族にとって大切な思い出となることでしょう。

「今まで聞いたこともない若い頃の出来事や想いを知って、父親に対するイメージが変わった。これからも父親と話す時間を大切にしようと思う」と嬉しそうに話されていたのが印象的でした。

このような自分史の場合、読み手を家族と想定していることから、必要な冊数は10~30冊位のなることが多いです。
弊社では高性能のオンデマンド機(業務用プリンター)を設備として導入しておりますので、少部数の印刷にも対応しております。

もちろん、どのように原稿をまとめるのか、企画段階からご相談に乗りますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

9月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  9月1日(金)/画集・写真集 終了しました

②  9月9日(土)/句歌集・エッセイ 終了しました

③  9月20日(水)/画集・写真集 終了しました

④  9月30日(土)/句歌集・エッセイ

お問い合わせフォーム、またはお電話にてお申し込みください。

電話 075-791-6125

写真集制作のコツ

携帯電話やスマートフォンの普及によって、写真を撮ることが随分と身近になりました。

データは場所を取りませんので、スマートフォンやパソコンに撮影したデータが大量に保存されているという方も少なくないでしょう。

今回は、そんな「これまで撮りためた作品をまとめて写真集に仕上げてみよう」とお考えの方に向けた、写真集制作のコツみたいなものです。

 

【写真集の色々】

ひと口に写真集といっても、色々なパターンがあります。 

  1. 写真が主役、余計な文章は一切入れない
  2. 写真に簡単な説明(作品名、撮影時期、撮影場所など)を入れる
  3. 写真+それに関連したエッセイを入れる

 とにかく写真を見せたいのであれば、1や2のパターンになりますし、写真と一緒に文章も読ませたいのでしたら3になります。
特に3は「画文帳」などと呼ばれることもあります。

 巷では大手出版社が様々な写真集を出版していますが、必ずしもそれがドンピシャリのお手本になるとは限りません。
自分自身が、誰に見せたくて、何を伝えたいのか、この2点を抑えて見せたいパターンを選ばれることをお奨めします。
ここが明確になると、撮りためた作品からどの写真を掲載するかという絞り込みもしやすくなります。 

 

【写真集の大きさについて】

自分史などの読み物と比べますと、写真集はA4判などの大きいサイズで作られることが一般的です。

一方ページ数はやや控えめに、60ページ位に抑えます。

 

これは費用面のこともありますが、どちらかというと見やすさに配慮するためです。

写真集に用いる紙は通常の書籍より厚く重い紙を用いますので、あまりページ数が多すぎると本が重くなります。

手に取ってみてもらうことを考えると、手頃な厚さ(重さ)も大切です。

 

9月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  9月1日(金)/画集・写真集

②  9月9日(土)/句歌集・エッセイ

③  9月20日(水)/画集・写真集

④  9月30日(土)/句歌集・エッセイ

お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

TEL 075-791-6125

FAX 075-791-7290

解像度って何? ― 画集の写真原稿について

画集や写真集をつくるにあたって、作品の写真原稿は欠かせません。
20年ほど前ですと、写真の原稿はリバーサルフィルム(ポジフィルム)やプリント写真による「アナログ入稿」が主流でした。

しかし、昨今のデジタルカメラの進歩により、写真原稿のほとんどがデジタルデータに置き換わりました。
少し前のデジタルカメラより高性能なカメラを持つスマートフォンも少なくありません。

そんななか、画集や写真集の入稿も、従来のリバーサルフィルムやプリント写真から画像データによる「デジタル入稿」に移り変わってきました。
何枚もの写真が、USBメモリやSDカードひとつに収まり、入稿もずいぶん手軽になりました。

反面、これまでのアナログ入稿にはなかった、新たな注意点も出てきました。それは「解像度」です。
解像度とは、画質の滑らかさや細かさを表す値の事です。
この数値が大きいほど、画質が精細で密度が高くなります。

解像度の単位は「dpi(ドット・パー・インチの略)」で表されます。
これは、1インチ(2.54cm)のなかに画像を表現するための点(ピクセル)があるかを表しています。
「ppi(ピクセル・パー・インチ)」という単位もありますが、ほぼ同じ意味です。

では解像度不足とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。
弊社のロゴを使って、少し実験してみました。

 

 

比較しますと、左のロゴと比べると右のロゴは画質が荒く、モザイクが掛かったような状態になっています。
少し極端な例ですが、右側のロゴが解像度不足の状態にあります。
これは印刷物だけではなく、ホームページやワープロソフト上で写真を適正サイズ以上に引き伸ばした際にもみられます。

一般的に印刷物用の原稿として推奨されている解像度は、使用サイズで300~350dpi程度とされています。

ちなみに、インターネットやそれを表示するパソコンのモニターの解像度は72~96dpiです。

ということは、インターネット上の画像を印刷物にそのまま使おうとすると、大幅な解像度不足になるか、逆に極端に縮小する必要があります(※)。 

※これとは別に著作権の問題がありますが、その点はこちらのブログをご参照ください。

適正な解像度かどうかは、業者にデータの点検を依頼するのが手っ取り早くて良いと思います。

ぜひ北斗書房まで、お気軽にご相談ください。

写真データのことだけではなく、本づくりに関連する様々なアドバイスやご提案もさせていただきます。

7月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

①  7月1日(土)/画集・写真集

②  7月11日(火)/句歌集・エッセイ

③  7月14日(金)/画集・写真集

④  7月22日(土)/句歌集・エッセイ 

※時間はいずれも 9:00~18:00(予約制)

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

TEL 075-791-6125

FAX 075-791-7290

 

画集/写真集制作のコツ

 水彩画や油絵、イラストを趣味とされる方、あるいは写真を趣味とされる方にとって、自分の作品を1冊の本にまとめることは、単なる記録という意味にはとどまりません。

作品集としてまとめる過程で、表現者としての成長と足跡が確認できますので、作品完成時とはまた違った視点で作品を評価することができます。

また、作品集というカタチにすることで、自身の創作活動を発表する機会にもなります。

 

仕様設計は大切です

画集/写真集の制作にあたっては、紙面上でいかに作品を見せるかがポイントになります。

この点が、文字が主体の読み物とは大きく異なります。

掲載作品をより大きく見せたいことから、本の大きさはA4判やB4判など、文字ものよりも大きな判型が主流になります。

ただし、掲載する作品が必ずしも縦長とは限りませんので、例えば横長の作品を縦長の紙面にレイアウトすると、どうしても上下に大きな余白が生じてしまいます。

そういった余白の大きさが気になる場合は、本そのものの大きさを変えるのもひとつの方法です。

弊社で良くご提案させていただくのは、正方形の本です。

正方形にしますと、縦長・横長どちらの写真であっても、レイアウトした際の余白が比較的目立ちにくくなります。

少し紙にムダが生じますが、見た目収まりの良い本に仕上げることができます。

 

画集/写真集で自分史をつくる

絵画や写真の自費出版といえば作品集がまず思い浮かびますが、絵や写真にそれを補足する文章を加えて自分史としてまとめるとまた面白い仕上がりになります。

昔の写真に補足するコメントを加えることで、文章だけで伝えるのとはまた違った説得力を持ちます。

このスタイルは滞在記や体験記など、時間や空間をやや限定した自分史に適しています。

 

例として、弊社から刊行した2作品をご紹介します。

 

『愛しの太秦 ヤッソの幼き日』

昨年末に刊行し、先日原画展のご紹介をさせていただいた画集です。

幼い頃過ごした昔の太秦の姿を後の世代に伝えたいという想いで制作されました。

作者が子供のころ経験したお祭りや日常の風景を絵にして、当時の目線で記された短文で構成されており、作者の少年時代を切り取った自分史に仕上がっています。

 

『不思議なサモア便り 八十八話』

この本はご夫婦での共著による滞在記です。
JICAのシニアボランティアとしてサモアの首都アピアに派遣された2年間の出来事や思い、考察などの88話が綴られています。
また、奥様の筆による水彩画も掲載されており、サモアの美しい自然や生き物、人々の日常が生き生きと描かれています。

 

 

 

弊社では、画集/写真集の仕様設計について、構想中の段階からご相談を承っております。

どうぞお気軽にご相談ください。

6月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

 ①  6月2日(金) 9:00~18:00

 ②  6月3日(土) 9:00~18:00

 ③  6月14日(水) 9:00~18:00

 ④  6月24日(土) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

 

エッセイ型自分史のススメ

「自分史を書きたい、でも何からはじめたら良いか分からない」という方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方にお勧めしているのが「エッセイ型」の自分史です。
以前当ブログで「エッセイ集自分史」のご提案をさせていただきました。 

「過去の体験やエピソードと、その時の思いを自由な形式で書く」「1本のエッセイで1,500~2,000字程度」と、比較的取り組みやすい方法です。 

年表を書き、次に構成を練り、資料を集めてようやく執筆に入る―これが自分史執筆の正攻法で、自分史執筆の定石としてよく紹介されています。
ただ、全体の構成を考えながら長文をかくのは難しいものです。

エッセイ型自分史は、まず何本かエッセイを書き上げてから、並び順の変更やグループ分けによって本の構成を考え本にまとめます。
これは「考えてから書く」のではなく「書いてから考える」方法です。
「長文はちょっと荷が重いけど、短い文章なら・・・」という方には、このエッセイ風自分史をお勧めします。

良いことずくめのエッセイ型自分史ですが、気を付けた方が良い注意点がふたつあります。

1.日記調になってしまう
書きたいことを書きたいように書けるのがエッセイ型の良いところですが、出来事だけを粛々と書き進めると、日記のような内容になってしまいます。
日記がダメというわけではありませんが、あまりに日記調に傾きすぎると全体として単調な仕上がりになってしまいます。

文章の役割を大きく分類すると、「記録する」「解説する」「楽しませる」「自己表現をする」「宣伝する」の5つに分けることができます。
この分類に則ると、日記は「記録」に、そしてエッセイは「自己表現」に分類できます。
つまり、日記とエッセイの最大の違いは、書き手の想いがどれだけ著されているかにあります。
ある出来事に対して、淡々と事実を述べるだけではなく「何を感じたか」「何を考えたか」に焦点をあてて書くと良いでしょう。 

2.全体の統一感がとりにくい
この書き方は、エッセイとして書きたいところから書き出すため、本にまとめたときに全体の統一感がとりにくくなります。
文章には書いているその時の想いが反映されますから、時として真逆の論調で書いてしまうことも大いにあり得ます。

対策としては、書いた後のチェックを念入りに行うことです。
特に、言葉の表記や内容の整合性がとりにくくなりますので、原稿を書き上げた後のブラッシュアップを丁寧に行うと、原稿の完成度が高まります。

原稿を見直される際には、当ブログで原稿チェックのコツをご紹介しておりますので、どうぞご参照ください。 

エコノミック・アテンション まとめ

北斗書房では原稿の書き方やまとめ方のアドバイスを無料で承っております、どうぞお気軽にご相談ください。

 

5月度自費出版相談会のお知らせ

予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:

 ①  5月2日(火) 9:00~18:00 終了しました

 ②  5月10日(水) 9:00~18:00 終了しました

 ③  5月26日(金) 9:00~18:00

 ④  5月27日(土) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。

自費出版と校閲 その4

※「自費出版と校閲」に関するバックナンバー

自費出版と校閲

自費出版と校閲 その2

自費出版と校閲 その3

校閲士の凄腕エピソードをご紹介します。
大手出版社には凄腕の校閲者がたくさんおられます。
言葉の職人ともいわれる校閲者による伝説的なチェックには、枚挙に暇がありません。
テレビドラマとはちょっと趣は違いますが、有名なエピソードを列挙してみましょう。

 

ミステリー小説の場合
「東京から名古屋まで、自動車では高速道路を利用してもこの時間には到着しません」「主人公の自宅がマンションの1階に設定されていますが、前作の住まいは2階でした。」など、トリック成立の可否や前作との整合性にまで踏み込んでチェック。

時代小説の場合 その1
歴史的事実の確認にはじまり、忍者屋敷の複雑な構造や、部屋の間取り、扉の開け閉めが手前か奥か、物語の中で矛盾がないかチェックが入ったそうです。

時代小説の場合 その2
「中山道の〇〇の宿場の町はずれの地蔵堂で…」というシーンに対して「○○宿に地蔵堂が作られたのはこの数年後です」と史跡の歴史に照らし合わせて時系列の整合性のチェックが入りました。

時代小説の場合 その3
ある場所から別の場所を見る描写に対して「この時代ここにこういう建物があって(中略)よってこの場所から目的のものは見えません」という指摘が入って戻ってきました。

気象情報までチェック
小説の描写で作者が「まぶしいほどの月光」と書いたところ、小説上の日付に合わせた気象情報を確認して、ゲラに「現実の2012年6月9日も満月と下弦の間、描写に問題なし」というコメントが入りました。

これらの不具合は修正されたうえで印刷し市場に流れますので、私たちが手に取る本で確認することはまずありません。
しかし、これらの表に出ない校閲士の方々が日々言葉と格闘されているおかげで、私たちはより完成度の高い作品に触れることができるのです。
「校閲は出版物のクオリティを支える底力」といわれる理由もここにあります。

 

11月度自費出版相談会のお知らせ

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原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。

日時:11月16日(水)、29日(土) 9:00~18:00

相談会は予約制となっております。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXにてお申し込みください。