およそ2年前に、弊社刊行の『先斗町地名考 ポントの謎を解く』が引用として取り上げられたことをご紹介しました。
今回は『広辞苑 第七版』に、本書で主張された新説が採用されました。
内容は先斗町の語源に関することで、著者の杉本様は江戸期の文献にあたり、カルタ賭博で「先ばかり(に賭ける)」を意味したポルトガル語由来の「ポント」(漢字で、「先」+「ばかり(斗)」)という外来語が、鴨川の岸の「先ばかり」に軒が連なるなど、この地の来歴に重ねた洒落として用いられたと主張されました。
完成した本書を岩波書店にも寄贈したところ、今回の改訂に繋がりました。
京都新聞にも取り上げられています。
記事によると、広辞苑でポントの項目が大幅に改訂されるのは、1955年の初版以来初めての事だそうです。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180123000035
【 京都新聞サイト2018年01月23日 11時30分付より 】
今回のケースは、杉本様が岩波書店に寄贈されたことが直接のきっかけですが、それ以上に、執筆にあたり緻密に調査を重ねられたなかで、独自の説を展開されたこの本そのものの力によるところが大きいと考えます。
本書の制作に関わらせていただいた者として、大変うれしく思います。
自費出版に関するお役立ち情報をご提供するフリーペーパーです。
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紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
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これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。
「こんな原稿から自分史が作れますか?」
そう言って川村様が弊社を訪ねてこられたのは、2017年の5月末頃でした。
お医者様でもある川村様は、医学生時代の文集に始まり、現在に至るまで学会誌や病院の会報などに、多数投稿してこられました。
そのなかから選りすぐって43編、時系列に並び替えて、投稿誌の種類毎にまとめることになりました。
多感な学生時代の情熱にあふれる評論、医師となって家庭を持ち日々多忙ななかで書かれた旅行記や書評、現役を退きおだやかに思索を重ねて書く随筆。
文章にはその時の経験や思いが少なからず反映されます。
その変化はまさに、人生の足跡といえるでしょう。
いざ自分史をまとめようと思い立っても、あらためて何を書いたら良いのか分からない。
そんな方にお勧めの方法です。
私の作文集 ― 自分史に代えて ―
川村 壽一 著 |
予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
日時:
① 12月2日(土)/画集・写真集 終了しました
② 12月6日(水)/句歌集・エッセイ 終了しました
③ 12月16日(土)/画集・写真集
④ 12月19日(火)/句歌集・エッセイ
自費出版のジャンルの中に「画集・写真集」と呼ばれるものがあります。
画や写真には、文章とはまた違った伝達力があります。
たとえ文章で伝えきれないことでも、1枚の絵や写真が雄弁に物語ることがあります。
幼少期の故郷の風景や日常の一コマを絵や写真にして、本文の挿し絵的に用いるのも良いでしょうし、もっと思い切って、画集や写真集のような作り方にすることもできます。
当ブログでも何度かご紹介した『愛しの太秦』の作者 石田様は、自分が生まれ育った太秦の思い出をカタチにしたいという想いから、画集の作成を決意されました。
水彩画に当時の思い出を短い文章で添えた、画文帳のような構成をお考えでした。
実は石田様はこれまで一度も絵を習ったことはなく、画集制作を思い立ってはじめて、水彩画教室の門を叩きました。
そこから作品完成に向けて、工房蛍の山本智子先生との二人三脚が始まりました。
技術的な指導や作品の添削に始まり、山本先生のご指導は画集の構成にまで至りました。
弊社は、画集の装丁やカバーデザインをご提案と、水彩画に沿える文章の校閲やリライトをお手伝いさせていただきました。
完成した画集は非常に好評で、もう在庫はほとんど残っていないそうです。
サンサ右京で原画展も開催されて「たくさんの人にご覧いただき、作者としてこれほど嬉しいことはない」喜んでおられました。
既に石田様は次回作の構想もお考えとの事、とても楽しみです。
※作品紹介ページはこちらです。
http://www.hokutoshobo.jp/book/book-author/%e7%9f%b3%e7%94%b0%e3%80%80%e5%bc%a5%e9%a0%88%e9%9b%84/1086/
原画展のレポートはこちらです
http://www.hokutoshobo.jp/news/info/558/
予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
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自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
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日時:
① 11月2日(木)/画集・写真集 終了しました
② 11月11日(土)/句歌集・エッセイ 終了しました
③ 11月24日(金)/画集・写真集
④ 11月25日(土)/句歌集・エッセイ
お問い合わせフォーム、またはお電話にてお申し込みください。
予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
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自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
日時:
① 10月5日(木)/画集・写真集 終了しました
② 10月14日(土)/句歌集・エッセイ 終了しました
③ 10月18日(水)/画集・写真集 終了しました
④ 10月28日(土)/句歌集・エッセイ
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エッセイ集というジャンルの本があります。
日々生活をするなかで見たり感じたりしたことを、自由な形で文章にまとめたものです。
心の中に浮かぶあれこれを文章にする、思うことを自由に書く…
エッセイを書く楽しさはそんなところにあると思います。
その意味では、古典として有名な「徒然草」や「枕草子」もエッセイといえるでしょう。
「エッセイ集を作りたいのですが…」と田中様が北斗書房を訪ねてこられたのは、新緑鮮やかな5月の末でした。
ご夫婦で湯豆腐屋さんを営むかたわら、新聞の読者欄に投稿するのが日課になりました。
7年前にお店を畳まれてからもこの日課は続き、気が付けば掲載記事はクリアファイル2冊にもなりました。
当初は、このまま保管しようとお考えでしたが「やっぱり自分の生きた証をカタチにしたい」と、弊社にお問い合わせをいただきました。
記事1本を1ページに収め、掲載誌毎に時系列に並べ直して、80ページ余りの冊子にまとまりました。
ご主人やお孫さんの手による挿し絵が花を添える、心温まる1冊になりました。
きっとご家族みんなでご覧になって、昔話に花が咲いたことでしょう。
手ぬぐい坊主 978-4-89467-338-0 A5判 84ページ 非売品 |
このように、新たに原稿を書き起こさなくてもエッセイ集をつくることはできます。
新聞投稿に限らず、例えばSNSに書き溜めた文章でつくることもできます。
いちど身の回りを振り返ってみてはいかがでしょうか。
思いもかけないところに、エッセイ集の素材が見つかるかもしれませんよ。
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原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
日時:
① 10月5日(木)/画集・写真集 終了しました
② 10月14日(土)/句歌集・エッセイ
③ 10月18日(水)/画集・写真集
④ 10月28日(土)/句歌集・エッセイ
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自費出版のジャンルに「遺稿集」と呼ばれるものがあります。
故人の生前の文章や日記、あるいは作品(詩歌、写真、絵画など)をまとめたものです。
遺稿集をおつくりになる理由には色々ありますが、故人を偲ぶ供養として、あるいは子供や孫に故人をより知ってもらいたいという想いから遺稿集の自費出版を考えられる方が多いようです。
先日、新聞記者であったご主人の遺稿集をつくられた牛尾様も、ご病気で早くに亡くなられたご主人のことをお子さんやお孫さんに伝えたいという想いから、遺稿集の自費出版をお考えになられました。
新聞記者時代に執筆された大量の記事の中から選りすぐって55編、当時の懐かしい写真や記者時代に愛用された遺品、お子様に宛てた絵葉書や写真などを掲載して、1冊の本にまとめられました。
「墓前にお供えするとともに、子供や孫たちにもぜひ読んでもらい、亡き父の新聞記者としての仕事から何かを感じ取ってもらいたい」とおっしゃっておられたのが印象的でした。
ある「新聞記者」の足跡 978-4-89467-332-8 A5判 136ページ 非売品 |
親しい人が亡くなる悲しみはとても深いものですが、時間が経つと徐々に悲しみは和らぐとともに、生前の記憶も薄らいできます。
忘却は人間に備わったとても優れた能力ですが、それでも大切な人との思い出はいつまでも忘れずにいたい、これもまた、残された人の率直な思いでしょう。
故人の足跡を記した遺稿集は、大切な人の分身のように残された人に寄り添います。
常に一緒にいるような感覚で、いつまでも故人を偲ぶことができます。
以前は遺稿集といえば、作家や著名人がつくるものという印象が強く、一般の方にはハードルが高く感じられたようですが、印刷機の進歩によって少部数でも安価で高品質に仕上げられるようになりました。
また完成した遺稿集から、故人の新たな一面を発見できるかもしれません。
本人の手による「自分史」もまた、家族に向けたメッセージという意味では似たところがありますが、遺稿集にはまた異なった趣があります。
そこには、故人から家族に向けられた愛、家族から個人に向けた愛、その両方が作品に込められているからではないでしょうか。
だからこそ遺稿集には、暖かくも切ない思いが感じられます。
その意味でも、遺稿集は自費出版でつくることがふさわしいジャンルといえるでしょう。
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自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
日時:
① 10月5日(木)/画集・写真集
② 10月14日(土)/句歌集・エッセイ
③ 10月18日(水)/画集・写真集
④ 10月28日(土)/句歌集・エッセイ
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子供や孫に向けて、自身の半生を振りかえり1冊の本にまとめる。
いわゆる「自分史」は、自費出版のなかでも最も多いジャンルになります。
弊社でお受けする自費出版でも、自分史のご相談を受けることが多いです。
自分史というからには、ご本人が原稿をまとめられるケースがほとんどですが、最近ではご両親へのプレゼントとして、お子様主導で編集されることも増えてきました。
その場合は、古稀や喜寿、あるいは金婚式など、節目のお祝いでプレゼントされます。
弊社でも、お父様に自分史をプレゼントされた方がおられました。
もちろん、本人に確認しないと書けないことはたくさんあるので、原稿まとめる過程で、親子で話をする機会を何度も持つことになります。
おそらく、予想以上に長く語り合う時間を持たれたことでしょう。
人生観や仕事観、家族への想いなど、様々な話をするなかで親子の絆がより深まります。
こうして完成した自分史は、世界でただ1冊の家族のためだけにつくられた本として、お祝いの席でお披露目されることとなります。
読んでみると、本づくりのために親子で語り合ったあれこれが思い出されます。
完成した自分史もそうですが、完成に至るプロセスも家族にとって大切な思い出となることでしょう。
「今まで聞いたこともない若い頃の出来事や想いを知って、父親に対するイメージが変わった。これからも父親と話す時間を大切にしようと思う」と嬉しそうに話されていたのが印象的でした。
このような自分史の場合、読み手を家族と想定していることから、必要な冊数は10~30冊位のなることが多いです。
弊社では高性能のオンデマンド機(業務用プリンター)を設備として導入しておりますので、少部数の印刷にも対応しております。
もちろん、どのように原稿をまとめるのか、企画段階からご相談に乗りますので、まずはお気軽にご相談ください。
予約制ですので「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
まずは自費出版に対する疑問、ご希望をお聞かせください。
原稿の作り方から冊子の装丁まで、丁寧にサポートします。
自分史、エッセイ集、画集、句歌集など、おつくりになりたい内容に応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
日時:
① 9月1日(金)/画集・写真集 終了しました
② 9月9日(土)/句歌集・エッセイ 終了しました
③ 9月20日(水)/画集・写真集 終了しました
④ 9月30日(土)/句歌集・エッセイ
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