2018年4月度の自費出版相談会を次のとおり開催します。
店頭では、弊社から出版された本や紙見本のサンプルを多数取り揃えておりますので、これらをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」とご相談を承ります。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお気軽にお尋ねください。
原稿のつくり方から冊子の装丁まで、自費出版アドバイザーの資格を持つ弊社スタッフが丁寧にアドバイス・ご提案をいたします。
ご来社くださった方には、ニュースレター「想いのカタチ」最新号を差し上げます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にお越しください。
(株式会社 北斗プリント社内)
※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。
お問い合わせフォーム、またはTEL・FAXをご利用ください。
自らの想いをカタチにしたい―
北斗書房は、株式会社 北斗プリント社の自費出版部門として、そのような皆様の想いを「本」というカタチにしてまいりました。
印刷会社として大学の出版物や先生方の著書を数多く手がけるなかで、自費出版に特化した部門として北斗書房を立ち上げるに至りました。
これまで積み重ねてきた本づくりのノウハウにより、作品の内容にふさわしいレイアウトや装丁などを、その用途やご予算に応じて総合的にご提案いたします。
大学の学術書論文集や研究報告書の制作で培った組版技術によりは、お客様の自費出版作品を、読みやすく、また見た目にも美しく仕上げます。
株式会社 北斗プリント社では、編集・印刷・製本など本を作るために必要な設備をほぼ揃えており、当社で刊行した自費出版作品のほとんどを自社内で制作しております。
株式会社 北斗プリント社の工場見学サイトは、こちらをご覧ください。
株式会社 北斗プリント社 工場見学(別ウィンドウで開きます)
北斗書房では、原則として書店販売を行わない「私家版」を取り扱っております。販売目的の大量印刷をあえて行なわず、お客様が本当に必要とされる部数をお作りします。そのため、出版社と比較してより手ごろな費用で本をつくることができます。
北斗書房は、本づくりのプロ集団として長年蓄積された信用とノウハウにより、細かいところにまで気配りの行き届いた本づくりを行います。
北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しており、原稿作成から装丁まで、丁寧なご提案をさせていただきます。
※「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。
NPO法人日本自費出版ネットワーク(別ウィンドウで開きます)
北斗書房では、直接お会いして打ち合わせを行っております。
社内にはこれまでお作りした作品も多数展示しておりますので、ご来社くださったお客様には作例をご覧いただくことができます。
実際に完成品をご覧いただくことで、作品に対するイメージがより具体的になり、装丁やレイアウトの打ち合わせがスムーズに進みます。
お客様の原稿は、まず担当編集者が最初の読み手の立場から拝見し、文法上や表現上の率直なアドバイスをさせていただきます。
また制作段階では、必要に応じて校正を数回行い、万全を期した誌面作りになるようご協力いたします。
幾度も膝を付き合わせて打ち合わせを重ね、最後に完成した本を手にされたときのお客様の笑顔こそが、私たちにとって何よりの喜びです。
少し前に、著作権侵害による冊子販売中止のニュースがありました。
ある量販店が運営する出版社から制作・出版された、トリックアートの冊子に無断掲載されたトリックアート作品があったというものです。
作品の著者からの抗議を受け、この冊子は販売中止になりました。
錯視自体は現象ですので、著作権はありません。
しかし、錯視を利用して作られたトリックアート作品には著作権があります。
出典を明記せず冊子に掲載すると、著作権の侵害になります。
このように、著作物の適用される範囲は考えている以上に広いものです。
著作権法で定められている著作物には、次のようなものがあります。
また、法人等で職務上作成する著作物は、特に取り決めがない限り、著作権はその法人にあります。
特に、6番目の地図や図面、図表などは、つい安易に転載してしまいがちです。
いずれの場合も、その制作者に著作権があります。
自費出版でも同様で、これらを掲載する場合は著作権者の了解が必要な場合があります。
著作権に限らず、昨今はコンプライアンス(法令遵守)に対する意識が高まっています。
もちろん、自費出版も例外ではありません。
自負出版の著作権で疑問やご質問がありましたら、お気軽にお問合わせください。
自費出版に関するお役立ち情報をご提供するフリーペーパーです。
無料で定期配布しております。
紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。
これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。
先日弊社より刊行されました「Thumbs Up Yellowstone!!」。
アメリカ・イエローストーン国立公園の広大な大自然に生息する植物189種類を紹介しています。
Thumbs Up Yellowstone!! イエローストーン大生態系の植物図鑑 著者 外山 万由 価格 3024円(税込) ISBN978-4-89467-349-6 サイズ B6判 262ページ |
著者の外山様は、幼少よりご両親と共に自然に親しむ生活を送り、現在はご主人のスティーブ・ブラウン様と共に旅行会社の「アドベンチャーイエローストーン株式会社」を営み、イエローストーンの大自然を紹介する生活を送られています。
大自然に囲まれて暮らすなか「イエローストーン国立公園を訪れる方々をより楽しんでもらえれば」という想いを持ち、幼いころから親しんだ植物観察の経験を活かして、このイエローストーン国立公園に生息する植物の図鑑づくりに取り組まれました。
図鑑の制作には、フィールドワークや資料の調査など、地道な作業が必要になりますが、外山様には家族という心強い味方がいました。
ご子息のケイ君(表紙の少年は彼がモデルです)は、屋外のフィールドワークに付き添い、危険な野生動物に気を配りながら、小さなナイトの役目を果たしました。
また、ご主人のスティーブ様はオーガナイザーとして、しばしば適切な助言によって外山様をサポートされました。
印刷前の最終チェックにはご家族で弊社にお越しいただきました。
ケイ君は生れて初めて見る印刷機に目を輝かせていました。
もちろん、家族以外にも数多くの仲間や恩師のサポートがあったとうかがっていますが、何よりも家族で協力してモノづくりに取り組まれたことは、何にも増して大きな意味があると思います。
きっとこれからも良い思い出になることでしょう。
昔の文豪のイメージからでしょうか、執筆というとつい孤独な作業を連想してしまいます。
しかし、家族や同好の仲間が一緒だとまた違った喜びがあります。
それは、完成までのの苦労や完成したときの達成感もさることながら、それらを共有できる人がいること、それそのものが喜びにつながるのかもしれません。
「Thumbs Up Yellowstone!!」は、Amazonのほか、外山様の会社(アドベンチャーイエローストーン株式会社)から購入できます。
直接お問合わせすると、ひょっとしたらイエローストーン国立公園のリアルタイムな情報を教えてもらえるかもしれません。
できれば直接お問い合わせされることをおすすめします。
なお、この会社はアメリカにあるのですが、日本国内向けの発送は日本のオフィスから出荷されるとのことです。
「もちろん、ご注文は日本語で大丈夫ですよ」との事でした。
ご連絡先 tupyellowstone@gmail.com
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無料で定期配布しております。
紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
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これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。
ひな祭りの起源は古く、3世紀頃の中国の「曲水の宴」にまでさかのぼります。
これが日本に伝わり、日本古来の神事や宮中行事を取り入れたのが日本の五節句です。
ひな祭りも五節句の一つで、奈良時代から始まったといわれています。
下鴨神社では、3月3日に流し雛の行事が行われます。
十二単のおひなさま・お内裏様などの和紙人形を藁で編んだ桟俵(さんだわら)に乗せて御手洗川に流し、子どもの無病息災を祈願します。
平安時代から続く行事で、京都の風物詩として春の訪れを告げます。
ひな祭りといえば「あかりを点けましょ ぼんぼりに~」で始まる歌が有名です。
ひな人形の売り場でもよく流れており、耳にされた方も多いことでしょう。
このひな祭りの歌、同じ題材で異なる歌詞の歌が三曲あることをご存知でしょうか。
1.あかりを点けましょ ぼんぼりに お花を上げましょ 桃の花
(「うれしいひなまつり」作詞・サトウハチロー)
2.赤い毛氈 しきつめて お内裏さまは 上のだん
(「ひなまつり」作詞・林柳波)
3.おぎょうぎ正しい だいりさま 赤いはかまの 官女たち
(「ひなまつり」文部省唱歌)
同じ題材で異なる歌詞の歌がこれだけあるのも珍しいですね。
ご紹介した下鴨神社の他にも、京都の寺社では様々なひな祭りがとり行われます。
上賀茂神社では、五節句の重要な行事の一つとして、神前に桃の花やこぶしの花、よもぎ餅などの神饌(しんせん)をそなえ、無病息災を祈る「桃花神事(とうかしんじ) 」が行われます。
人形寺で知られる宝鏡寺は、尼門跡寺院だけあって、代々の皇女が慈しんできた人形たちが緋毛氈の上に飾られて、愛らしい姿を見せています。
一風変わったひな祭りは、六条河原町の市比賣神社でしょうか。
本来の神事も行われますが、人が扮する人雛、五人囃子の雅楽、それにあわせた三人官女の舞などにより、雅やかな公家社会が再現されます。
春の訪れを感じながら、こんな京都の雛祭りを楽しんでみられてはいかがでしょうか。
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紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
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自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。
2018年3月度の自費出版相談会を次のとおり開催します。
これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
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原稿のつくり方から冊子の装丁まで、自費出版アドバイザーの資格を持つ弊社スタッフが丁寧にアドバイス・ご提案をいたします。
ご来社くださった方には、ニュースレター「想いのカタチ」を差し上げます。
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※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。
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自らの想いをカタチにしたい―
北斗書房は、株式会社 北斗プリント社の自費出版部門として、そのような皆様の想いを「本」というカタチにしてまいりました。
印刷会社として大学の出版物や先生方の著書を数多く手がけるなかで、自費出版に特化した部門として北斗書房を立ち上げるに至りました。
これまで積み重ねてきた本づくりのノウハウにより、作品の内容にふさわしいレイアウトや装丁などを、その用途やご予算に応じて総合的にご提案いたします。
大学の学術書論文集や研究報告書の制作で培った組版技術によりは、お客様の自費出版作品を、読みやすく、また見た目にも美しく仕上げます。
株式会社 北斗プリント社では、編集・印刷・製本など本を作るために必要な設備をほぼ揃えており、当社で刊行した自費出版作品のほとんどを自社内で制作しております。
株式会社 北斗プリント社の工場見学サイトは、こちらをご覧ください。
株式会社 北斗プリント社 工場見学(別ウィンドウで開きます)
北斗書房では、原則として書店販売を行わない「私家版」を取り扱っております。販売目的の大量印刷をあえて行なわず、お客様が本当に必要とされる部数をお作りします。そのため、出版社と比較してより手ごろな費用で本をつくることができます。
北斗書房は、本づくりのプロ集団として長年蓄積された信用とノウハウにより、細かいところにまで気配りの行き届いた本づくりを行います。
北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しており、原稿作成から装丁まで、丁寧なご提案をさせていただきます。
※「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。
NPO法人日本自費出版ネットワーク(別ウィンドウで開きます)
北斗書房では、直接お会いして打ち合わせを行っております。
社内にはこれまでお作りした作品も多数展示しておりますので、ご来社くださったお客様には作例をご覧いただくことができます。
実際に完成品をご覧いただくことで、作品に対するイメージがより具体的になり、装丁やレイアウトの打ち合わせがスムーズに進みます。
お客様の原稿は、まず担当編集者が最初の読み手の立場から拝見し、文法上や表現上の率直なアドバイスをさせていただきます。
また制作段階では、必要に応じて校正を数回行い、万全を期した誌面作りになるようご協力いたします。
幾度も膝を付き合わせて打ち合わせを重ね、最後に完成した本を手にされたときのお客様の笑顔こそが、私たちにとって何よりの喜びです。
このたび、弊社ニュースレターをリニューアルしました。
自費出版は家族や友人に伝えたい「想い」をカタチにすること。
そんな想いから、誌名も新たに『想いのカタチ』としました。
自費出版に取り組んでみようとお考えの方に向けて、構成の考え方や原稿の書き方、実際に作品をお作りになった方の体験記など、自費出版に関するお役立ち情報をご提供します。
ページ数も従来より増えて、12ページの冊子になります。
「想いのカタチ」は、無料で定期配布しております。
ご希望の方は、こちらからお申し込みください。
(お問い合わせ・お申し込みフォームのページが別ウィンドウで開きます)
本というカタチにすることで、新しい出会いや発見につなげたい。
また、作品をつくる過程も楽しんでいただきたい。
北斗書房では自費出版制作をそのように考えています。
本誌が、自費出版文化の振興にお役立てることを願っております。
新生ニュースレター『想いのカタチ』
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
北斗書房では、自費出版に関するご質問を募集しております。
紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
下のボタンからお気軽にご投稿ください。
(お問い合わせ・お申し込みフォームのページが別ウィンドウで開きます)
ご質問は、当サイトおよび弊社ニュースレター「想いのカタチ」に掲載します。
採用されました方には、掲載誌のほか、弊社のオリジナル冊子を進呈いたします。
皆様からのご質問をお待ちしております。
2018年2月度の自費出版相談会を次のとおり開催します。
これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。
原稿のつくり方から冊子の装丁まで、自費出版アドバイザーの資格を持つ弊社スタッフが丁寧にアドバイス・ご提案をいたします。
ご来社くださった方には、ニュースレター「想いのカタチ」を差し上げます。
ご相談、お見積は無料です。どうぞお気軽にお越しください。
(株式会社 北斗プリント社内)
※周辺地図および交通アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。
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自らの想いをカタチにしたい―
北斗書房は、株式会社 北斗プリント社の自費出版部門として、そのような皆様の想いを「本」というカタチにしてまいりました。
印刷会社として大学の出版物や先生方の著書を数多く手がけるなかで、自費出版に特化した部門として北斗書房を立ち上げるに至りました。
これまで積み重ねてきた本づくりのノウハウにより、作品の内容にふさわしいレイアウトや装丁などを、その用途やご予算に応じて総合的にご提案いたします。
大学の学術書論文集や研究報告書の制作で培った組版技術によりは、お客様の自費出版作品を、読みやすく、また見た目にも美しく仕上げます。
株式会社 北斗プリント社では、編集・印刷・製本など本を作るために必要な設備をほぼ揃えており、当社で刊行した自費出版作品のほとんどを自社内で制作しております。
株式会社 北斗プリント社の工場見学サイトは、こちらをご覧ください。
株式会社 北斗プリント社 工場見学(別ウィンドウで開きます)
北斗書房では、原則として書店販売を行わない「私家版」を取り扱っております。販売目的の大量印刷をあえて行なわず、お客様が本当に必要とされる部数をお作りします。そのため、出版社と比較してより手ごろな費用で本をつくることができます。
北斗書房は、本づくりのプロ集団として長年蓄積された信用とノウハウにより、細かいところにまで気配りの行き届いた本づくりを行います。
北斗書房の担当者は「自費出版アドバイザー」を取得しており、原稿作成から装丁まで、丁寧なご提案をさせていただきます。
※「自費出版アドバイザー」とは、良質な自費出版物制作を提供する「専門家」として、NPO法人自費出版ネットワークが認定する資格です。
NPO法人日本自費出版ネットワーク(別ウィンドウで開きます)
北斗書房では、直接お会いして打ち合わせを行っております。
社内にはこれまでお作りした作品も多数展示しておりますので、ご来社くださったお客様には作例をご覧いただくことができます。
実際に完成品をご覧いただくことで、作品に対するイメージがより具体的になり、装丁やレイアウトの打ち合わせがスムーズに進みます。
お客様の原稿は、まず担当編集者が最初の読み手の立場から拝見し、文法上や表現上の率直なアドバイスをさせていただきます。
また制作段階では、必要に応じて校正を数回行い、万全を期した誌面作りになるようご協力いたします。
幾度も膝を付き合わせて打ち合わせを重ね、最後に完成した本を手にされたときのお客様の笑顔こそが、私たちにとって何よりの喜びです。
「紀行文」という本のジャンルがあります。
旅の道中で体験したことを書き記した分のことで、「旅日記」「道中記」とも呼ばれています。
このジャンルが文学に登場するのは意外と古く、国内では紀貫之が土佐国(とさのくに)から京に帰る旅路を綴った『土佐日記』が最も古いといわれています。
紀行文は、時系列に順を追って綴るのが一般的ですが、特に決まりがある訳ではありません。
旅の終着点から書き出しても良いし、エッセイ的な構成にすることもできます。
もっといえば、俳句や詩で表現することも、絵や写真で表現することも出来ます。
その意味では、自費出版のなかでも表現方法に幅のあるジャンルといえます。
ともすれば、旅程の記録が主体になりがちな紀行文ですが、体験した出来事やその時の心情を中心にまとめると、ひと味違う仕上りになります。
その人にしか書けない、他では聞けない、そんなことが記された紀行文は、きっと唯一無二の貴重な1冊になる事でしょう
今回ご紹介するふたつの作品も、そんな稀有な体験や旅の記録が記されています。
室 達朗・展子 共著 価格 2,000円+税 |
南太平洋に浮かぶ小さな国のサモアで、シニアボランティアとして電力工事に携わり、首都アピアに2年間滞在されたご夫婦によるサモア滞在記です。
「地上最後の楽園」と云われるサモアの歴史、政治、経済、気候、言語、電力事情など、88話のテーマが、ご主人の写真と奥様の水彩画、共著によるエッセイで記されています。
国内でも数少ない、サモアの現在と日常が分かる1冊です。
森川 郁子 著 |
ユーラシア大陸内陸部に位置する国、モンゴル。
そのモンゴルで、縁あって2年9か月に渡り滞在することになった著者による手記です。
モンゴルの言葉や文化や風習について、著者自身がモンゴル語や馬頭琴を学んだ体験やその時の心情などを交えて詳しく記されており、読む人をモンゴルの大草原にいざないます。
記憶は時間と共に薄らいでいきます、旅の記憶もまたしかり。
紀行文は、その時の情景も感情も記録というカタチで残すことができます。
ひょっとしたら、その紀行文を片手にあらたに旅立つ方がおられるかもしれませんね。
自費出版に関するお役立ち情報をご提供するフリーペーパーです。
無料で定期配布しております。
紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。
これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
自費出版に関するご質問やご希望など、何なりとお尋ねください。
およそ2年前に、弊社刊行の『先斗町地名考 ポントの謎を解く』が引用として取り上げられたことをご紹介しました。
今回は『広辞苑 第七版』に、本書で主張された新説が採用されました。
内容は先斗町の語源に関することで、著者の杉本様は江戸期の文献にあたり、カルタ賭博で「先ばかり(に賭ける)」を意味したポルトガル語由来の「ポント」(漢字で、「先」+「ばかり(斗)」)という外来語が、鴨川の岸の「先ばかり」に軒が連なるなど、この地の来歴に重ねた洒落として用いられたと主張されました。
完成した本書を岩波書店にも寄贈したところ、今回の改訂に繋がりました。
京都新聞にも取り上げられています。
記事によると、広辞苑でポントの項目が大幅に改訂されるのは、1955年の初版以来初めての事だそうです。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180123000035
【 京都新聞サイト2018年01月23日 11時30分付より 】
今回のケースは、杉本様が岩波書店に寄贈されたことが直接のきっかけですが、それ以上に、執筆にあたり緻密に調査を重ねられたなかで、独自の説を展開されたこの本そのものの力によるところが大きいと考えます。
本書の制作に関わらせていただいた者として、大変うれしく思います。
自費出版に関するお役立ち情報をご提供するフリーペーパーです。
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紙のこと、装丁のこと、レイアウトについて、原稿の書き方など……
自費出版に関する疑問ならどんなことでも結構です。
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これまでに弊社より刊行した作品や紙見本などをご覧いただきながら「ゆっくり」「じっくり」ご相談いただけます。
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